スイッチ。
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今日久しぶりに中村サンと電話で話した。 一昨日くらいに電話があってたんやけどでれなくて 最近忙しくてかけ直せずにいた。
彼は実習が昨日で終わったみたいで上機嫌でした。 あたしは明日も明後日も学校なんやけど あたしの学校が終わり次第遊ぶ約束をした。
そういや、ずっと会ってないもんね。 ゆっくり、話してないもんね。
しばらくして夜、また電話があった。
「どーした?」
「まゆと連絡とれねーんだけど・・どーしたんやっか。」
・・・ナンデスト?
アイちゃんって、あれ、 君のラブリィ“まゆちゃん”ですか? あれれー、終わったって聞きましたけどなんで? 今更?
あたしは冷静なふりをした。 精一杯普通に話した。
なんていうんだろ。 冷静にならなきゃあたしはひどいセリフをはきそうやったけん。
聞きたくないんだよ。 まゆちゃんとのことだけは 聞きたくなかったんだよ・・
「まゆは心配かけすぎ。白髪増えたし・・。これもまゆとお前と出会ってからやん。」
「なんであたしのせいにもするんよ(笑」
「お前もアイツもいきなり連絡とれんくなることが多すぎ。」
「あたしの場合用があるときにしか連絡せんき、連絡ないと元気ってことやん。^^」
「まあそーやけどお前の場合、こっちが用事ある時も連絡とれんし!(`´)」
「そーかも。(笑」
まゆちゃんとは続いてないけど繋がってるみたいだ。 わかってんだよね。 淋しいから連絡とってるだけで もうまゆちゃんとより戻すことはないんだよね。 それでもなんつーか、
もうさ、無理なんだから ふられてるんだからさ、 中村サン好きでいる必要ないのに なんでか好きが消えない。
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