スイッチ。
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2004年07月22日(木) |
図書館のお姉さん。4 |
「「わざわざ来てもらってすみませんっ!」」
開口一番、謝った。 そんなあたしたちに先生は
「いいよいいよ。^^」
と、笑顔。 天使だ‥(感涙
「あの、別にウチらのどっちかが告るとかやないですから。(笑 ね?」
「うん、もちろん!!」
「えっとですね、ちょっと話があってー、ね?」
なんて説明していいかわからんけど、 せっかく来てくれたし、思い切って話すことにした。
「先生、専攻科の中村サンって知ってますよね?」
「え‥。」
先生の顔色が明らかに変わった。 困った、そんな風に見えた。
「私の地元の先輩なんです。 それで、よく先生のことで相談されるんですが、電話でてくれないんですか??^^」
「え‥。うんー。かかってきてるのは気づとるんやけど、ねぇ‥(かなり困った顔。」
「ってか、登録してないですよねー。(笑」
「うん‥。」
「あぁ見えて、真面目なんですよーこういう事に関しては。 先生のことだって、本気なんですよ。」 「え、だってホント冗談かと思いよったし。」
やっぱり‥
中村サン、恋愛事に関しては本当に真面目な方やと思う。 合コン嫌いで浮気はしないしとにかく好きになったら一途。(らしい。) ただ、あの見かけと話し方で「軽い人」になってしまいがち。 初対面の人には仕方ないと言えば仕方ないよなあ。 なんだか損してるね、中村サン。
「もう、ぶっちゃけどーですか?中村サンありですかね?」 「この手のタイプはハッキリせんといつまでもくらいついてきますよー。」
「んー、えっとねー。。もう、ハッキリ言うね!」
「「はい?」」 「私ね、好きな人がいるの。」
先生に、こんなプライベートなことまで言わせてしまったよ‥ ただただ申し訳なかった。
「あー、それは仕方ないよね?中村サンも諦めるよね。」
「こればっかはね、どーしようもないし。あたしから伝えておきます。^^」
「いや、私から今度会ったとき伝えるから。^^」
「そーですかぁ。わかりました。」
直接とか、何よりの仕打ちやしっ!(汁 いくらポジティブな中村サンでも傷つくやろなあ‥
「もう、でもよかったー。 呼び出されて体育館裏とかに連れて行かれるかと思った!! 図書館の本盗みましたとか言われるかと思ってたよー。(焦」
あたしとさとみっちそーいうキャラなんっすか?(汁
とりあえず図書館の先生と仲良くなれた。
ホールに戻って中村サンに先生に話したことメールで伝えようとしたとき、 ドアの向こうに中村サンの姿。 手招きしてる。
「今、メール送ったよ。」
「充電切れた!センセイなんち?学生やけん無理ち?」
中村サン、上手くいく自信あったんだ‥? 断られる理由は自分が「学生」やけんち、思いよったんや‥ シアワセな人や。
「先生、自分から話すち。」
「いいけん、言えちゃ!俺そーいう回りくどいの一番好かん。」
「んー‥先生好きな人がおるんち。」
「ふーん‥まぁ、そればっかは仕方なくねぇ?」
そう言って中村サンは授業に出るために教室へ戻って行った。
結果は、こうなってしまったけど、 最後のお仕事、無事に完了いたしました!
もう中村サンと関わることもないなあ〜 そう思いよったら、学校から帰って6時頃、集合がかかった。
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