スイッチ。
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2004年07月18日(日) |
図書館のお姉さん。2 |
「ちょっときーてちゃ!!先生の番号聞いた!!」
また、何か嫌なことが起こる予感がした。
その夜集合がかかったけん、7時頃、中村サンと会った。 適当に市内をドライブ。
「電話したらさあ、でてくれると思う?」 「どーやっかねえ?登録してなかったらでらんかもねー。」 「電話したらさあ、でてくれると思う?」 「どーやっかねえ?」
いや、でるはずないやろ‥
「今回の場合さ、言い方次第ち思うんよね。」 「そー?」
「ウン。上手くいきそうな感じはするね。」
どっからその自信はでてくるんだ‥ 少なくとも相手は、図書館のセンセイなんだよ?? 「どーやろね。センセイの立場やしねえ。」
あたしは上手くいかないっち思ったし、 妙に浮かれ気分であとで痛い目に遭う中村サンを見たくなかった。
少なくとも女やしね。 センセイの気持ちとかなんとなくわかるしさあ。
「なんなんお前。さっきからマイナス思考やし!!そんなこと言って欲しくて連れてきたんじゃねーよ。」 「あたしの考えを言ってるだけやん?」 「お前の意見とかもとめてないっつーの!!」
夜景の見える絶景のスポットでケンカ。 この夜景のスポットはあたしもお気に入りで 見るたびにこの街も捨てたもんじゃないなあーって思う。
今日は、キレイな夜景を見ても、和めなかった。
「ごめんなさいは?」 「‥‥‥‥。」
「おいっちゃっ!!(キレ」 「わかったよ!!もうあたしの意見は言いません。(キレ」
「んなこと言ってねーやんか!!」 「意見とか聞きたくないっち言ったのはそっちやん!!」
最悪、最低なドライブ。
中村サンは9時に電話してみると言って、 眠そうなあたしをいつもの場所まで送ってくれた。
「気をつけて帰るんだよ。」
軽く抱き寄せられた。
センセイは、電話にでなかったー。
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