0ジスギ。 - 2004年09月16日(木) 眠れない夜は、とりあえずベッドに潜り込む。 いろんなことを考えて、考えて、考えて。 考えつくして、もう何にも考えることがなくなったとき。 いつもふと、頭に浮かぶのは。 あの寒い夜の、ふたりで過ごした真っ暗な時間たち。 ぴったり寄り添うこともなく、並んで小さく体育すわり。 何を話していたかなんて、覚えていないくらいたわいのない話。 時々、ふたりで居眠りしてたよね。わけわかんないこと言ってたよね。 通りかかった友達に起こされて、びっくりしたこともあったよね。 今考えると、あんな行動があまりに幼稚すぎて、ばからしくて、 そしてそして、いとおしくて、切なくて。胸が、きゅぅと、痛くなるんだ。 あぁ、わかった。どうしてあの時間たちを思い出してしまうのか。 こういう夜はキミと話したくなるからだ。キミと、たわいのない話をしたいから。 長い長い、ひとりの夜はまだまだ続く。 -
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