* ラブニカ日記 *

2009年09月25日(金) もりだくさん

いろんなことの感想を書こうと思います。

☆21日「ネジと紙幣」

木原さんと。天王洲アイルってゲームの街みたいだよね、ということで意見が合いました。
ゲームの街でみらい舞台。主演はもりやまみらい、ともさかりえさんです。
原作は近松門左衛門の「女殺油地獄」であるという、そのことしか知らず、その原作を調べるでもなく「みらいくんがともさかさんを殺すのかな」というぼんやりした前知識のみで臨みました。
だから、悲劇でシリアスで暗い感じかなーと予想していたのですが。
すごーく面白かった!悲劇でシリアスだけど笑いがふんだんで。2時間10分休憩なしの、この間に眠る暇もなく、見終わってから「ああ、私ずっとハラハラドキドキしてた…」と初めて気づく感じ。
役者さんがみんな上手い人ばっかりだったという、そのことが大きいんだろうなぁと思います。掛け合いが見事です。…あっ!9係に出てたあの人だ!時効警察に出てたあの人だ!SPに出てたあの人だ!好き!名前がすぐに出てこないけど!みたいな、いわゆる、まかせて安心個性派名脇役さんがたくさんで、みんな見事にキャラ立ち抜群です。
最後に、カーテンコールでキャストが順番に出てくるとき、普通の舞台だと「あー、そういえば居たなぁ」とそこで改めて思い出す登場人物って必ず居ませんか。でも「ネジと紙幣」は一人として記憶の片隅に追いやられていない。今でも全員あげられる自信がある。驚きのキャラ立ち(泡立ちみたいに言ってみた)。
というわけで、とても面白い舞台でした。セットも上手いし…いいもの見た!!!
みらいくんについては、今回はお芝居でダンスシーンがあるわけではないのに、日常生活の中で垣間見える脅威の身体能力…みたいなのにドキリとしました。すげぇな。
みらいくんが出てたテレフォンショッキングは見逃したんですけど、昨日、ともさかさんが出ていたのは見まして。そこで「みらいくんは握力がすごいので、芝居中に腕を掴まれただけでアザになる」という話をしたとき、タモさんが「へぇ、そんなに力あるように見えないのにねえ?」と言ったことに、ビックリしました。
そうか、言われてみればみらいくんはひ弱イメージか。
ともさかさんが真顔で「彼は超人です」と言うのに、ですよね!ってテレビの前で握りこぶしをつくる気持ちでした。
フライヤーによれば、ミライ次回作はカフカの変身らしいです。おお。それっぽい。

☆22日「DREAMBOYS」

待ちに待った!一度きりの!
「どうせ赤着てくるんでしょ」というすばるくんのお言葉であるのに、開演前にあつまったすばるたん6人中、赤を着ている人は誰一人いませんでした。あっでも私は赤い花を着けてて若干ばかみたいな格好であったことを、ここに告白しておく。
そんなわけで始まったドリボ。開幕前にピエロが、いつのまにかすぐ前の席に座ってパンフ見てたりした。
開幕後はまずハッシーを確認しようと思って、舞台上を見つめて…。ハッシー居た!ハッシー居たけどハッシーの両側にだけたくましい黒人2人!なんだそれ!
ドリボ観覧において、考えてはいけない(かと言って感じるのかどうかも分からない)というのは鉄則なのに、出鼻からカオスに触れてしまいました。しっぱいしっぱい。
さて偏った前情報どおり、すばるくんとハッシーは相当仲良しでした。仲良しって言うか、すばるくんのハッシーに対する態度が、マルに対するそれでした。すばるくんがわざと落としたスカーフをはっしーがなんども拾ったり。後ろから手を回してみたり、視線を投げかけては笑わせ合っていたり。うんつまり仲良し。干支がいっしょだけど気負わず遊ぶ2人。
すばるくんはずっと難しい顔をしている役ですが、後ろを向いているときはほぼ笑っていました。でも正面を向くと難しい顔。瞬時に切り替えます。その切り替えのうまさに感心しそうになって、いやいや、そもそも後ろを向いているときに笑う必要がないんだと気づきました。
てごしは、神でした。
キクゾウさんの話によれば進化もしているらしい。神なのに進化もするんだね。ABOは惚れます。最後ネクタイをくわえるのを見て、なんていうか、ガビーン!てなりました。
そしてかめなしさんは、プロでした。終演後にキクゾウさんに1582の感想を求められ、キクゾウさんのキラキラ輝く目を見つめて数秒、なんと言えばいいのか分からなかったです。あの、ああいう格好なのにボクサーパンツが堂々と見えるところがいいと思いました。
てゆっか色んなフライングすごいね!そのがんばりに、素直に「がんばれ…!」と胸辺りでこぶしを握るよ。この人なら、がんばってる上でも「がんばれ」って言葉を受け止めてくれるんじゃないか…!
すばるくんのフライングは、噂に聞いていたよりはちゃんとしてたので、きっとこれはこれで進化したのでしょう。ちゃんと片方の足に片方の足ひっかけてる!とか、ちゃんと少し手を広げてる!とか。「ちゃんと」を付けたくなるフライングです。チャンプの時にギュッとひっつめてる頭を、解いてくるのが素敵。すてきなロング。ロングのロマンをわかってますね。
よしよし、と頷いた後でかめなしさんへ目を戻せば、銀紙吹雪で軌跡を描いて飛び立つプロ。プロ…。今、万感の思いをこめて…。
1部でしたが、すばるハッピーバースデイネタをかめなしくんが時折はさみこんでくれて有難い限り。最後にハッピーバースデイを歌い、すばる28歳の抱負を尋ねてくれて。すばるコメントは、信濃路の蕎麦が30分に届くことを気にしながら「とりあえずはこの舞台を最後までがんばって、健康に気をつけて、そばを…、食べます。いっぱい食べます」みたいなかんじでした。
おもしろかったでーす。
青春アミーゴの時、まことつばささんの歌声が瞬間男役になるのにドキッとしました。

☆23日 坂本真綾「チームIDS! ブンノイチ」

ZeppNagoyaにて。
かぜよみライブよりもFCイベントはゆったりしていて、それがまた素敵です。心地よくて寝そうになる。
真綾さんは今、トモコレやってるんだそうで!
バンドメンバーの人間関係がおもしろいことになっているらしい。ただ、三浦春馬くんを作ったのに真綾さんキャラと仲良くならず「10も年上だからだめなのかしら」とおっしゃっていました。私のトモコレの真綾さんはサトリューと夫婦だよ!と心の中で思いました。
で、ゲームを説明しながら真綾さんがトモコレの声色を真似するんだけど、「ゆるしません」とか「お風呂にはいりたいです」とか。アハハ似てる、と思いながら聞いていたけれど、よく考えたらこれ豪華だよね!
トモコレが、真綾ボイスになった。うーん豪華。
レミゼ名古屋とか、名古屋には結構来てますよ、という話の流れで、美味しいトンカツ屋さんに行った話。地元の役者さんに聞いた店でほんとうに美味しかったそうです。でも教えないって。名古屋のひとでも「えっなんでそんなとこ行ったの!?」と驚くような場所にある店だって。
その、名古屋のひとの驚きっぷりからして、その店は愛知県内だけど名古屋にあるんじゃないのかな…と予想しました。
そんなことはまあいいか。
かぜよみツアーの名古屋では聞けなかった、カザミドリ弾き語りバージョンも聞けてうれしかったです!
新曲解禁になってるから新曲も…と正直期待してたけど、それは無かった。
真綾さんが「いちばん初めは、原曲で聞いてほしいんで」と言うのをおとなしく聞くお客さんたち。これエイトコンだったらぜったい「えーっ」てブーイングあがるところですが、真綾ファンはのんびりしています。
セットリストは見ていなかったので、次は何の曲かなあって予想できて楽しかった。「DIVE」かなって予測したところが「孤独」で、「惜しい!」と思えた、この気持ちはきっと分かってもらえるはず。
「ストロボの空」は、今の真綾さんで歌うとまたいいなぁと思いました。「約束はいらない」の、間奏が楽しかった。「蒼のエーテル」はもちろんいいよ。
どの曲もいいよね。ほんとに。いっぱいあるもん。
ご一緒したひとと、武道館もぜひ…!と約束して別れました。



そんな、たのしいウィークでした…。もりだくさん。
そして、帰ってきたらエイトDVDが届いていたよ!!

さしあたってドッキリだけ見ました。
ヒナが、ヒナがおもしろかわいそうで、大好きになる。
メンバーが時折「心が痛む」と漏らすのが、そうだよねえって思う。こんだけまっすぐに騙され、そして仕事にまっすぐに取り組まれると、ね!

見たらみんなヒナのこと好きになる、ってヨコが言ってたのは本当だなぁと思いました。
コールを「ヒナ」じゃなく「信五」にするとこが、また。ヨコは心底分かってますよね。
本気を感じさせる呼び方と言えば、「信五」「隆平」「すばる様」です。



あ、あとオルトロス最終回はひさびさにリアルタイムで見た!
ドリボとオルトロスは、感想らしい感想が書けないという点で共通していると思います。
ドリボはカオスすぎて、何をつっこめばいいのか分からなくなる。
オルトロスは、穴が大き過ぎて、まさかね…って思う。

でも、おもしろいかおもしろくないかで言えば、すごく愉快な最終回でした。

・「あんたの愛は深すぎる」
・2人で水に落ちる
・にしきどのみ上着がめくれて胸まで上がる
・金八せんせいみたいな河原を歩くのが、たぶん、あおいせんせいの先生イメージなんだろう
・でも、わんわんは拾わない
・犬だけに、わんわんオチ

「あんたの愛は〜」に脈絡は全くないけれど、いいかんじのセリフ思いついたので言わせてみました☆みたいなスタンスは嫌いじゃないです。


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