* ラブニカ日記 *

2009年03月14日(土) 続・あらしといっしょ

ザクイズ翔(言うと思った!)にヨコチャンがでるー。
ディレクター役だって!ディレクターということはプロデューサーみたいなものですか。ちがいますか。悪徳プロデューサーといえばヨコチャン。
痩せた痩せたとアピールするのは、これから始まるアルバム宣伝に向けてかなぁ…と思っていたのですが、ドラマだったんですね。わーい。たのしみです。



昨日は中日劇場でレミゼラブル。
夕方からなので、じゃあ日中は早めに起きて予約して美容院に行こうかな…と思っていたのですが、壮絶にめんどくさくなったのでそれは止めました。こんなにめんどくさいということは、行ったら何か良くないことが起こると思って(めんどくさがりやさんのおかしな言い訳)。

でも、まさにレミゼに向けて家を出ようというそのとき、一緒に行くはずだった子から、胃腸風邪で行けなくなったとメールが…。
直前すぎるからチケット代は払うよー、て言ってくれるものの、でもA席13,500円もするんですよ。生々しい値段をすみません。だって具合悪い上に行けない上にそんなに払うの可哀想…。
いっしょうけんめい考えて、じゃあ、直前でも誰か行ける人を探してみようと思って。
けれど金額をそのまま伝えたらドン引きされるので、かと言って最初に金額を伝えないのも不親切なので「これなら今からでも来てくれるんじゃないだろうか」価格を設定してみる。「破格の」とか付けようとしてやめる。
ただ、ひとつ問題があって。
私、名古屋に来れそうな友達の心当たりがなさすぎる!
今落ち着いて考えれば、レミゼなんだから、J舞台とかじゃないんだから一般の知り合いも誘えたわけですけど、その時はカッとなっているので思いつかないわけですね。まあそこを入れたとしても少ないんですけど。へへへ。

でも、結果的に、開演一時間前にお誘いしたぐあさんが来てくれたよ!
むしろぐあさんのほうを待たせたよ!
お付き合いくださってありがとうございました^^

以下、感想ー。

《CAST》
ジャン・バルジャン:山口祐一郎
ジャベール:阿部 裕
エポニーヌ:坂本真綾
ファンテーヌ:シルビア・グラブ
コゼット:辛島小恵
マリウス:山崎育三郎
テナルディエ:駒田 一
テナルディエの妻:森公美子
アンジョルラス:松原剛志

ジャベールが、今まで私の見たジャベールは割と細身と言うか、シュッとしてるね☆という役者さんだったのでそういうイメージだったんですが。岡さんとか高嶋おにいちゃんとか。でも阿部さんジャベールはどっしりしていて新感覚でした。強そう。なのに弱い(バルジャンよりも)。
ジャンバルジャンの山口祐一郎さん。って有名なことだけは知っていたので楽しみでした。さすがにファンが多いという感じがした!つまり、客席の、オペラグラスを構える率が高いよ。
バルジャンは今まで「力持ちのおじいちゃん」というイメージだったけれど、山口バルジャンはちょっと色っぽいのですね。囁き声で歌ったりする。振り向きざまがキマってたりする。
あと、マリウス。
マリウスとアンジョルラスが2人ともイケメンであったこと。心騒ぐ。
しかも歌うめえなマリウス!ということで幕間に名前を確認してみると、山崎育三郎という人らしい。ファンクラブ会費は1936円だそうです。なんで1936…育三郎だから!?
まあ、これなら、コゼットのほうも一目惚れしたわけもわかります…。
そしてエポニーヌがマリウス大好きなわけもわかる。
というわけで、真綾さんエポニーヌ!
いつもよりビブラート多目に効かせてますみたいな(かぜよみ真綾さん談)レミゼ舞台も、また、可愛らしかったです。マリウスがいると、マリウスマリウス!って嬉しそうにぴょんって近づく。恋する乙女になりたい。オンマイオウンの後、走っていくときのコートのなびかせかたも上手です!フウ!プリュメ街最高!
前見たときより、歌以外のお芝居が増えたなぁと思いました。身振り手振りとか。気のせいかな。見る位置の問題かな。
カーテンコールのとき、常にマリウスはコゼットの手を取っているんですけど、エポニーヌがそこにタタッと走り寄ったときにキュンとしました。
そうしたらマリウスが、ほらエポニーヌもいっしょにおいでよ☆みたいに、もう片方の手で気軽にエポの手を握ったよ。右手にエポニーヌ、左手にコゼット。そんでニコニコしてお辞儀をするマリウス。
わかってないのねポンメルシー…!

あとは、ガブローシュ少年が熱演で、涙をこらえるのが一番大変だったポイントです。
おかげで、あの酒飲みの人?がいつもガブローシュを可愛がっていることに今回初めて気が付きました。グランテール?だっけ?ちがっているかも。
寝てるガブローシュに毛布かけてやるのは彼なんですね。子どものいるやつと女は家に帰れ、てところで、ガブローシュを乱暴に追い払うのも。でもその後、ガブローシュが走って戻ってきちゃって、グランテールはそれを慌てて止めようとするんだけど、指先をすり抜けていってしまうんだ。だから、ガブローシュが死んだとき、いちばん身体全体で悲しむのも彼なんだ。
いい役ですね、グランテール(仮)。
アンジョルラスが「今夜は誰も眠るな」みたいな歌を歌った直後に「マリウス、少し休んだほうがいい」て声をかけるのがいつ見ても愉快です。ちょ、アンジョいっつもマリウスにだけやさしくね?って。
ところで、舞台って放送禁止用語もOKだから散々言いまくるわけですけれど、工場長がファンティーヌに「淫売だったとはな」「この…、スベタ!」と吐き捨てるのを見ると、フラワーオブライフを思い出します。あっこういうことか、って。

締めがそんな話になってしまった。
えっと、「真綾」でブログ検索してたら、アンジョルラス役の松原さんのブログに打ち上げの様子が載っていたよ。これでしばらく名古屋を離れる真綾さんの打ち上げで、昨夜ホルモン焼きに行ったそうな。そうかーあの後ホルモン焼かー、と思いをめぐらせました。


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