2008年11月18日(火) |
My Favorite Books |
今週は寒いんだそうですね。 でもまだ蚊がいるよね。寝てるうちにほっぺた刺された。
蚊まんじゅう。 っていう言葉を今唐突に思い出しました。 なんか、グリム童話とかアンデルセンとか、そういう話のなかで出てきた気がする。蚊まんじゅう。 蚊まんじゅうってなんだ。 小さいときは分からない言葉だらけなので、分からない言葉のひとつとして流して読んでいましたが、今になっても分からない。 イメージとしては、麩まんじゅうの上に蚊がひとつ乗っかってる(アクセント的に)感じでしたが、違うのかな。蚊のかたまりなのかな。検索しても、土まんじゅうはあるけど蚊まんじゅうはないよ。 やかまし村に出てくる「みがきにしん」が「磨きニシン」ではなく「身がきニシン」だと気づいたのは大人になってからです。ピカピカに磨かれた魚だと思うよね。
で、蚊まんじゅうってなんだ。
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小さいときに読んだ絵本で、思い出したいけど題名わからない!っていうのってありませんか。 以前、真綾さんがケーキ作りながら話してた本はすぐに『うたうケーキはどうかしら』だ!ってわかったけれど、子どもの本は絶版になるのが早いから、年代が同じなほうが分かりやすいのかも。 あのね、私が気になってる絵本はですね。 みんなで「いいところ」に行こうって言って実際に色んな場所に行って、「ここがいいところ?」「いえいえ、もっといいところ」みたいなフレーズを繰り返して、最終的には汽車の屋根にいっぱいさくらんぼを乗せて向かった場所で、お母さんにおおきなチェリーパイを焼いてもらう!という内容の1冊です。 ぜったいあったんだけどなぁ…。 でも図書館で探してもみつからないのです。気になる。
逆に、ぜんぜん覚えてなかったけれどたまたま絵本を見て「これすごい見たことある…!わぁ覚えてる!」と感動に震えた絵本がこちら。 『かわたろう』です。 http://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=9888 渋い。 多分この、おばあちゃんとか、あぜ道とか、近所のいじめっことか、巻き寿司とか、そういうあたりがぜんぶ幼い自分の知ってるもので、共感ができたんだと思う。保育園ぐらいで読んだと思う。 でも渋い。 おそらく真綾さんの歌う「何度も読んだ絵本の表紙」もしくは「大好きだった絵本」とは、こういうのではない。
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