| stray notes |
| 氷砂糖 |
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| 2011年11月15日(火) |
少し前、ロングブーツの靴底が取れてしまった。こういうのもなおるのだろうか？ とは思ったが、だめもとで行きつけの靴修理店にみてもらったところ。簡単に安価でできるとのことで、ありがたく預けて帰宅。数日後取りに行ったら、靴底ができているだけでなく、全体的に美しくなっていた。
「うわー、なんか凄いですね。かかとだけじゃなく全部きれい」とわたしが感嘆していると、いかにも職人風の男性は、「ええ、買った時よりもずっと履き心地がよくなっていると思いますよ」と穏やかな笑顔で答えてくれた。その場では、まあ通販で買った靴だし、もとがあまりよくなかったってことかなーと思いながら受けとり。
しばらくしてはいてみたが、実を言うと忘れっぽく鈍感なため、履き心地については以前との比較が難しい……。安定感は増したかな、程度はわかるのだが。しかし彼の、自分の仕事への自信と誇り、靴に対しての愛情、志高く技を駆使した感じ、というのは、信頼となって印象に残った。
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