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日記
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2004年09月07日(火) : 思い出語り / 東京MXテレビ ソロライブファイナル

■思い出語り

今朝は九州の子会社から連絡がはいり、台風被害のため休業だとのこと。九州地方かなり大変なことになっているようです。毎年のことながら、とくに今年は都市機能が麻痺状態。あまりつづくと、日々の生活がむずかしい。食料の調達も心配になってきますよね。ニュースの画面を見るたびに、具体的な知人友人を思い浮かべながら心配しています。

土地柄場所柄、どうしても台風の被害が毎年でてしまう鹿児島に、旧友が住んでいるのですが、自宅の建物も毎年風雨にさらされ、濁流にさらされる可能性があるので、どうも家屋への考えかたや、貯金の仕方、保険のかけかたの感覚が違います。保険会社のリスク率もえらい違うんでしょうね。でもいくらお金がある程度出たとしても、濁流が家の中を通過すれば、ほぼすべてのものがおじゃんになるので、1階の部屋はがらんがらんしてるそうです。もちろん、彼女の住んでいる場所が川のそばで条件が特別悪いというのもありますが、ボートを持っている家もめずらしくないらしい。

東京でも、もうかなり昔に多摩川が氾濫して、「岸辺のアルバム」という名作ドラマがつくられましたが、もうはるか昔のこと。ちょうどそのころ、すぐ側に住んでいた私も記憶が定かじゃない。どうやら、団地の5階に住んでいたので、そこから氾濫する多摩川が見えたらしいです。幼すぎて忘れちゃいました。その氾濫からはるか後に、友達とその現場を見に行った覚えが有ります。危険だからそばに行っちゃいけないといわれていたので、子供同士で秘密の冒険。ドキドキしながら行ったのを覚えています。

そうそう、その団地には中学生になるまで住んでいたんですが、すぐそばに日活の撮影所があり、石原軍団の事務所もあり、よく芸能人を見かけたなあ。テレビのイメージとあまりにも違って、かなりガッカリしたり。握手してくれるというのに、泣きながら逃げたことがある。お化粧をしている男の人が怖かったんだと思います。いったい誰だったんだろう?ホントに失礼な子供です。ごめんなさい。今の私だったら、大喜びで握手して、じっくり観察したりするだろうに…、もったいない。たしか大きな火事があって、大騒ぎして見物していたのも覚えています。

私の通っていた小学校は、調布の染地小学校といって、なんと教室の形が六角形でした。窓が3面、壁が3面。各教室がすべて六角形で、それがくっつきあって建物となってます。中廊下も六角形。廊下の中心にまわり階段。音楽室や、家庭科室、職員室とかだけが四角の普通の形だった気がする。校歌でも歌われていたのですが、"蜂の巣校舎"の愛称で呼ばれていました。

大きな団地で、どんどん人口が増えていたため、弟が入学するときは新設校ができて、私と弟は違う小学校出身です。なんの変哲も無い新しい小学校だったので、弟は私にずるい、ずるいと言っていました。実は小学校6年に転校して、たった1年間だけしか、蜂の巣校舎には通わなかったのですが、強烈な印象が残っています。なぜだか他の学校の校歌は思い出せないのに、この小学校の校歌だけは覚えています。あ、そうそう、クラス歌もあったんだよね。どうも、先生を褒め称えるような内容だったんで、あんまり好きじゃなかったんだけれど…。熱心な先生だったんですが、中学受験に熱心で、どうも教育ママさんたちにはとても評判の先生でした。なぜだか私は嫌いでした。ほんとうに可愛くない子供だなあ。転校生のくせに、ふてくされた顔をして、ひねくれた子供でした。小学校6年だと、友達がみんな熱心に塾通い。塾にまったく行っていない田舎育ちの私は、遊び相手がいなくて、困りました。仕方なく弟の友達の仲間に入って、威張ってましたけれどね。そうそう。うちの会社に見学に見えた先生が、去年までその小学校に勤めていたらしく、まだ蜂の巣校舎は健在のようです。取り壊される前に一度見に行って来ようかな。なつかしいなあ。

中学校は、家の目の前で、母がベランダに出ると、教室の窓から会話できるぐらい近かった。お弁当わすれたときに、ベランダに母が出てくるのを待っていて、手振り身振りで、届けてくれ〜と頼んだりしてました。いっそ、紐でも渡して、もののやりとりができるようにしたいと、よく思ったものでした。中学校の校舎はむちゃくちゃ古くて、ストーブがまだコークス(練炭?)の時代。休み時間に、お当番がバケツでコークス(丸い墨です)をもらいに行って、ストーブに補充します。真っ赤になっている達磨ストーブがむちゃくちゃ暖かかった。

担任の先生は、ちょっと年配の英語の先生で、いま考えるととても良い先生だったのですが、毎日のように湯気たてるほど、怒られてました。ある日、教室の中を伝言ゲームのように、メモ紙が行き交っているのを先生が発見し、達磨ストーブに入れて燃やしなさいと命令したとき、なぜだか、命令された男子が怪しいものも一緒にストーブにほうりこんで、教室じゅう煙が充満してしまって大騒ぎになりました。先生も動揺して、さらに、そのストーブに水をかけたりしたもんだから、とんでもないことになり、噴煙が収まるまで、午前中ほぼ2時間ぐらい、授業ができませんでした。達磨ストーブの真っ赤なお腹と、先生の怒った真っ赤な顔が、強烈なイメージとしていまだに思い浮かびます。

その先生は、関東大震災のときに、ちいさな子供だったそうで、田舎のどっぴんしゃんトイレ(汲み取り)で、地震に遭ったそうです。なんと、ゆれた瞬間、トイレの床がくずれ、トイレの底におちて、救助をまっていたらしい。生きた心地がしなかったそうです。3ヶ月くらい、鼻の感覚がもどらず、匂いもとれず、でも命が助かったことに感謝したそうです。トイレというのは、家の中でも柱がしっかりしていて、比較的安全なのだとか。他のご家族の安否のことまで、聞くことはできなかったのですが、きっと大変な被害を受けていたのだと思います。生徒たちがその話を大爆笑して聞いているあいだにも、悲しそうな表情をされていましたので。そんなことさえも思いやることができなかった中学生の自分が、今思うと残念です。

なんだか取り留めのない思い出ばかりが、浮かんできます。ひとつ思い出すと、またひとつ。昔語りをするなんて、剛さん祭りがひと段落して、余裕ができたからでしょうか。それとも年齢のせいでしょうかね。

ぼやぼやしてると、もう年末へとまっしぐら。あと2ヶ月もすれば年賀状の季節です。今年も、恩師に出した年賀状が無事戻ってくることを祈りましょう。大人になってからの、ほんの一言の年賀状のやりとりは、ほんわかと心をあたたかくしてくれます。当たり前のことだけれど、子供のころの自分はあまりにも未熟で、鈍感で残酷でした。本気で怒ってくれた先生への感謝の気持ちと、少しは成長した自分を解ってもらいたくて、たった一言に気持ちを込めて、伝えたい。もうかなりのご高齢なので、たぶんお嬢さんの代筆なのでしょうが、なんとかいつまでも元気でいていただきたいなあと思います。

■東京MXテレビ ソロライブファイナル

ほとんどのWSがいまひとつの中、東京MXテレビのモーニングサプリは大ヒットでした。インタビュー全部入れてくれたら、もっとほめてあげたのに。さすが、ジャニWSは外れなしのサプリです。えらいぞ!MXテレビ!東京ローカルなのが実に惜しい!

う、うつくしい。インタビュー受けてる間の剛さんの表情が、きれいだ。ソロライブをやりとげた後だからこその、輝いた顔でした。そして、サタデー♪の剛さんや、See You In〜♪の、サスケさんたちと並んで踊る剛さんや、街♪を熱唱するトンボめがね剛さんや、歩き出した夏♪で客を煽る剛さん、もちろんORANGE♪の上半身裸な剛さんなどなど、細切れですけれど、壺を押さえた編集に感謝です。ジャニーズのようなクレーンなどをつかうコンサートではなく、音を前面に押し出したシンプルなLIVE構成に、ミュージシャンとしての自信を感じたとのアナウンサーの締めの言葉も、実に適切で、唯一満足できる報道でした。

インタビューではさぞかしお馬鹿な質問が次々でたのでしょうね。前回のロッソのインタビューを思い出して、ブラックマジギレツヨさんを期待した私は、鬼ファンです。全部聞きたかったなあ。

ロッソのときには、釣り話から、女の人を釣る話になって、ブラック剛さん登場。「女の人は釣りたくない、出会いたい」と冷静に返しながらも、マジギレしているのが伝わってきました。なにかの記事かジャニパワか?で光一さんが、あのときの剛さんのことを言及していたのですが、剛がマジギレしてて、おもろかったとのこと。剛さんもそういわれて、苦笑していました。

残念ながら、解散説にたいしての「胸糞わるい」発言は、サプリでは放送されませんでしたが、いつか捕獲してやる。さぞかし男前のブラック剛さんだったんだろうなあ。もっとどんどん言ってやればいいのに。どんなにやさしくしてやっても、ああいうヤカラは、センセーショナルで、面白おかしい記事を捏造するのだし、人の不幸や苦悩がなにより美味しいと思っているのだから。良心的なインタビュアーもたくさんいるでしょうけれど、ワイドショーに限ってはろくでもないな。

ま、そういいながら、ワイドショーを必死に捕獲する自分に矛盾を感じつつ…ですけれどね。インターネットで拾ったスポ誌の記事も、トンデモ記事があって、怒る気にもなりゃしない。今日さっそく同僚に、大丈夫なの?剛さん。ファンの人も不安でしょう?と聞かれました。彼女にはなんの罪もないので、そんなことないよ〜ぐらいで返しましたが、ふんとに腹立ツ。胸糞悪い!と思わず顔がブラックになってしまった。

そうこう言っているうちに、光一さんのジャニウェブ更新。援護射撃ありがたいですね。さすが光一さん、わかってらっしゃる。

最終日にやっぱりきてたのね光一さん。そんな、ウェブ上で間接おしゃべりしないで、直接感想を言ってあげればいいのに、面白い二人だ。今日は兄弟の収録だけれど、きっとそのことに関しては、あらためて語りあうことなんてしないんでしょうね。なんだかそんな関係も良いな。

今回のLIVEには、タカミーをはじめ、ガックンや健さん、ヤイコさん、由美ちゃんなどのミュージシャンさん。常連の伊藤Pをはじめ平山あやちゃんや、森くん、アマノッチ、ホームドラマ!の宏樹くんや、チョコバーくんなどなど、たくさんの人が来てくれていたそうで、うれしいですね。こうやって、どんどん、剛さんのまわりに、やさしい輪が広がっていくといいな。

来年はMCで、あんな語りをしないで済むことを祈ります。ファンやマスコミが胸糞悪いことで大騒ぎしさえしなければ、あんな語りもする必要なくなるのに。次回LIVEのMCでは、音楽に対しての思いをキラキラした目で楽しそう語る剛さんであってほしいと願います。




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