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日記
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2003年08月03日(日) : 不思議な番組『大希林』 / ドラマ 『すいか』

お昼にドラマ『すいか』部分加筆しました

●不思議な番組 『大希林』 『いろはに邦楽』

『すいか』を見ようと待ち構えていたちょうど9時少しまえ、なにげなくチャンネルを3チャンネルにあわせたら、樹木希林さんが不思議な番組をやっていました。日本語歳時記『大希林』

たった10分の番組なのに、希林さんがやけに面白い。向田邦子ドラマでおなじみの久世光彦氏演出というから、なんて贅沢!こころなしか、名作ドラマ『あ・うん』や『阿修羅のごとく』のセットと同じようなにおいがする。希林さん演ずる作家の先生が、お手伝いさんに、日本語を教えるという設定なのだか、なぜだか妙に面白い。

今日のお題は、“おざなり”“なおざり”の違い。う〜ん。私も怪しかったぞ。勉強になりました。

それから皆さん、“ぎなた読み”ってご存知でしたか?
たとえば、「しんだいしゃをてはい」「寝台車を手配」なのに「死んだ医者を手配」と読んでしまったり、「おしょくじけんだいかんげい」「お食事券大歓迎」「汚職事件大歓迎」と読んでしまったり。こういう、区切りの違いで違った意味になってしまうことを『ぎなた読み』というのだそうです。なぜかというと、「べんけいがなぎなたをもって」⇒「弁慶が長刀(なぎなた)をもって」を「弁慶な、ぎなたをもって」と読んだことから来ているそうです。

時間が短い割に、なるほどな〜と思える内容なのですが、なにより希林さんの表情とセリフの間が面白い。ちょっとのセリフであれだけ面白い俳優さんは、ほんとうに貴重な存在ですねえ。

それから、続きで見てしまった『いろはに邦楽』。これもすごい!たった5分で、ちゃんと演奏もするんですが、あまりに短いために、紹介のアナウンサーが、むちゃくちゃ早口!NHKのアナウンサーが、あんなに慌ててしゃべったのをはじめて聞きました。ご苦労様です。


●ドラマ 『すいか』  【公式ページ】

しょっぱなで、白石母さん演じる信用金庫職員に度肝を抜かれて、大笑い!さすがに濃いです!白石さん!それに、絆ちゃんの寝ぼけた姿と猫のつなよしが、可愛い!いるいる!寝ぼけて自分の笑い声に反応している人!タイトルまでの流れは、もう完璧!でした。

でも、かたぎりはいりさん演じる刑事さんが出て来たあたりから、ちょっと説教くさくなっちゃった。う〜ん、おしい。相変わらず良い空気なのですけれど、ちょっと中だるみかもしれませんね。先週ほどには、すべてのエピソードが最後にそれぞれのところに納まっていく小気味よさが感じられなかった。

言いたいことはわかるんだけれど、ちょっとハイリさんに言わせるのは硬かったかな。仕事に偉いも偉くないもない、ということだよね。よく、自分だけにしかできない仕事をやりたい、と言うけれど、そんな仕事はほとんどない。自分がいなくても会社はなくならないし、社会もなくならない。だから、仕事の価値は、その中味ではなく、仕事をしている人間関係なんだということ。この内容は、会話だけで表現するには、難しすぎて、説教くさくなる。木皿さんにしてはめずらしく、ここだけ、エピソードが浮いちゃったかもしれない。

そして、なにより、馬場ちゃんが出てこないじゃないかあ!でも、教授との約束を覚えていたゆかちゃんのエピソードは、ほろりとしましたよ。

あと一息で、きれいに全部おさまるところが、おさまりきれない物足りなさを感じてしまった。もう一度みればかなり印象が違うと思うけれど、初見で、なるほど〜!と、うなりたかったな。(要求が高すぎるかも…)



日曜日お昼加筆
朝来ていた剛友達さんのメールの『すいか』についてのコメントを読み、あらためてもう一度『すいか』を見た。ああ、やっぱりいいわ。鉛筆を持って涙する絆ちゃん、リバーシブルになった基子さんのベスト。表側はただの信用金庫職員だけれどひっくりかえしたら、鮮やかな裏地がでてくる。私のメル友さんは、“リフォーム”の本来の意味は「心の修正」なのだと教えてくれた。
友人曰く
>>>これはある意味、もうひとりの基子さんを再生したことになるのではと私は思った。

う〜む、なるほど。『すいか』は深い。夕べの辛口の感想、訂正せねばならないかもしれません。落ち着いて、心おだやかにみなければ、このドラマの良さはわからないのかも。家事をやりながら見るのは今度からやめようっと。


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