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日記
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2003年05月18日(日) : ドラマ 『顔』 / 『きみはペット』

(公式ページ)

いやああ、オダジョーがいい!トラウマを抱えて苦しむオダジョー。私が仲間ちゃんだったら、背中から抱きしめるのにいいいい〜。

今回もゲストで石橋連司さんが、しぶい刑事役。12年前に自分が自殺に追い込んだ容疑者が、実は犯人ではなく、真犯人に殺されていたという話。たったひとりで、その真相究明のため12年も苦しんでいた刑事。そのとき自殺した容疑者の息子が、あらたに事件を起こしてしまうところから、ストーリーが始まる。この古参刑事とあらたな事件の容疑者=息子のつながりがあまりにも偶然すぎて、ストーリー的にはかなり苦しい。でもいい。この地味な人間ドラマ、たぬきはかなり好きです。それも、それを演じるのがオダジョーですよ、みなさん。文句なしです。

そして脇をかためる役者さんが、みんな安心してみていられるドラマも、近頃めずらしくなってきた。ほんとこのドラマ脇もいい。しぶい男前の益岡徹さんとだめな刑事やらせたら右に出る役者はいないだろう矢島賢一さんが演じる、鶴さん亀さんのコンビは、天下一品。つよのお母さん役を何度もやってくれた余貴美子さん演じるカウンセラーの先生もいい!そしてかなり大穴、実は新聞記者役の海東健くんがかな〜り好き。名前で顔がわからないという方は、ぜひ公式ページにどうぞ!見たことある人ばかりですから!

おおっと、すっかり忘れてましたが、このドラマの主役は、仲間ちゃんです。そして、大事な鍵を握るのは、彼女の描いた似顔絵の『顔』…なはずなのですが、それをストーリーにからめようとすると、無理がでる。やっぱり、文字ばかりの小説ではうまく話がつながっても、似顔絵を映像化しなければいけないドラマではむずかしいのかなあ。そのうえ、邪まな目で見ているもんだから、オダジョーと海東くんばかり見てた、失礼。

きみはペット(公式ページ)

ますますペットがフェロモンだしてるぢゃないか!そ・し・て、ついに正体あらわしたな!酒井若菜!(違うから!演技だから!)あのまま、パープーで嫌なやつだったら、救いがないけれど、ちょっと役に厚みが出てきたね。彼女の執念の理由が見えてきた。こうなれば話は違う。ただのオバカじゃないことがわかれば、もっとやれやれと応援したくなるたぬきです。どうせなら蓮見くんを奪ってくれれば、モモとすみれちゃんは丸くおさまるもんね。

すみれちゃんは、ますます好きなキャラになってきている。蓮見くんとのラブシーンでの、心の声もかなりリアルで笑った。彼の前ではおとなしくてドキドキしているのもぶりっこじゃないから好感もてる。蓮見くんには豪勢な手料理を出しておきながら、彼が帰ったあとには、くわえタバコでモモに卵かけご飯をドン!と出す、すみれちゃん。そうそう、そうなのよ。女なんてそんなもん!でもあのふだんの自分を出せない恋人とは、長続きしないかもねえ。でも蓮見くんの心の声もけっこう面白いから、実はこの2人、本音を出すことができれば、かなり良いカップルになりそうな気がする。

原作ちょっとしか読んでないから、どう転ぶかが見当がつかないけど、最後モモとお別れなのかなあ。今から最終回がとっても気になるドラマです。
そして予告!マツジュンがちゅーしまくってます!おおお!やれやれ!(剛さんじゃないと、迷わず煽れるんですけど、あれがツヨさんだったら、どうだろ?どきどき)


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