これもちょっと昔の話。 エレクトーンを習い直した理由は書いたけど、 何故『エレクトーン』だったのかって話。
学生時代から何のかんの言いつつ、 音楽から離れることは殆どなかった。 小さい時からの遍歴(って大した物じゃないけど)を追うと、 ピアニカに始まり、リコーダー・琴・パーカッション・合唱… それなりに色々な物に手を付けていた。
けれどエレクトーンを辞めていた4年間は 本当に音楽に触れていることが殆どなかった。 せいぜいCDで音楽を聴くくらい。 その時に聴いていて気に入った曲があると、 無意識と言っていい位自然に、 『これはエレクトーンで弾いたらどんな風になるのかな?』 『これは弾けるのかな?』 『楽譜はあるのかなぁ』 と思っていた。
もうその頃は触れる事さえ無くなっていたにも拘らず、である。 私にとって音楽の表現手段は殆どエレクトーンだけだったのだ。
エレクトーンを辞める半年くらい前からは、 弾くのが嫌で仕方が無かった。 正直辞めたときにはホッともした。 でも、何処かに辞めきれない自分がいたらしい。
だから今、私はエレクトーンを弾いている。
下手の横好きだけどね(笑)。
|