インターネットからプリントに出しておいた写真が到着した。

これには比較の意味で、ふたつのショップに出した。 ひとつは600枚もあるのでさすがにデータのアップロードは断念した。600枚分ともなると1ギガバイトを優に超えるので、光ファイバーケーブルを使用したインターネットでなければ送ることは無理だろう。 もうひとつは140枚ほどで、いわゆる焼き増しのためプリントしたのだが、こちらはちまちまとアップロードをした。3時間半かかったというものだ。こちらのショップは{特急」でお願いすれば、午後2時までにデータを到着させると翌日には宅急便で送られてくる。通常の送料は200円だが、これが380円になる。それでも安い。当然「特急」にしたところ、先に出しておいた600枚と同じ日に送られてきた。
さっそく梱包を解いて中身のチェックである。 さすが600枚ともなると、ボリュームがある。写真の束は四つだが、ブロックになっている。いわゆる写真の「かたまり」状態だ。 ヨーロッパは色彩が豊かだ。写真としてはあまりできはよくないのだが、それでも天候に恵まれたことも合って、写真がきらめいている。思わず拡大写真にしようと思った。セレクトして額にでも入れてみれば、また一段と輝くに違いない。
肝心の品質は、若干の湾曲はあるが合格レベルと判断した。印画紙は銀塩写真と同じものなのでデジカメか一般のフィルムカメラかはわからない。画素数の影響もLサイズにおいてはまったく関係ない。逆にショップでは、「Lサイズにプリントするのであれば画素数を落としてください」との説明があるくらいだ。 今回の2社の品質比べでは、次のようになった。
<最初に600枚を出したショップ> ・色は少し暗めであるが、深い色に感じる。 ・印画紙はどこのものかわからないが、裏に写真のファイル名が印刷されている。 ・プリント面の光沢は問題ないが、もうひとつのショップに比べるとわずかにつるつる感は少ないか。
<焼き増しに出したショップ> ・色は明るめ。その分、軽い感じになっている。 ・フジフィルムの印画紙を使用。以前に町の写真屋さんに出したものと同じだった。 ・プリント面の光沢は問題なし。
これらはふたつを比較してはじめてわかるもので、わずかの差でしかない。どちらも問題なしということであり、どちらに出してもいいのだが、料金の支払い方法に違いがある。600枚のほうはカード決済ができるが、焼き増しのほうは代引きかコンビニ支払いとなっている。私としてはカード決済のほうが簡単で好きだ。別の理由もあるが。
|