2004年02月20日(金) |
月が機能しないということ→ボイドの考察/Void of course of moon 前編。 |
******************************************* today's moon うお4'〜 17' ******************************************* 20th. 16:28〜22nd. 7:11 VOID
★☆今日のbody☆★
体調、だるだる。や、気のタルミもあるのかも。 ここの所、上の娘、ぴよこのお弁当を作るのが億劫で、 朝8:00というギリッギリの時間まで睡眠を貪ってる。 しかしそれでも、毎日なんだかだるだるで、土曜の今日は、 昨日の夜寝る前から、明日は寝坊するのだ、と強く決意して ベッドに入ったくらいだ。
これはなんだ?あまり症状は悪化していないけど、やはり 花粉症の季節の為せる技なのか?! それとも高温期のせい かなぁ、、、。
高温期といえば、食欲の増加が激しい。いつものパターン なんだけど。いくらダイエットしよー!と思っていても、 高温期に入るとあっちゅー間にがらがらとその決心が音を立てて 崩れてしまう。ちぇっ。なんだろうなぁ。高温期になると ジャンクフードが無性に食べたくなる原因。どっかになんか 秘密が隠されているのかしら、、、?!
花粉は、あんまり飛んでいないんでしょうか?? それともニガリが効いているんでしょうか?? 花粉アレルギー症状、この時期なのに、今年は本当にびっくりする くらい、軽いです、、、。
それにしても、まだ胃が重い。体力弱っているのかな、、、 え、これも老化現象、、、?(; ^ ;
☆★今日のmind★☆
ところで、今日はVOIDまっただ中な日。そうかなぁ?と思って 手元の占星天文暦で調べてみたら、やっぱりそうだった。
ここでVOIDの話をちょっと。VOIDというのは、正式には Void of course of moonといいます。うーん、直訳すると "月の推移の真空"、とでもいいますか。
よく、このVoidを訳す時、"無効"って言葉が充てられるみたいですが、 わたしは"真空、"とか、"空虚"とかの言葉の方がぴったりくると思います。 というのは、いわゆるボイド中、起こる現象としては"無効になる"ことが 多いのだけれど、月の進行が無効になる、って、??でしょ? 月はいつでも移動中なわけだから。
では、なにが真空なのかというと、それは進行中の月に対して、 西洋占星術で使われる他の天体が、主立った角度を取らない、 という意味での真空状態、という意味なんですね。この天体同士が 作る角度を、西洋占星術では"aspect/アスペクト"と呼んでいるの ですが、aspect自体は、major aspectと呼ばれる、影響力が 比較的大きく、ダイレクトとされるものだけでも5種類はあって、 それにminor aspectと呼ばれる、比較的影響力の弱いとされる ものまで加えると、十何種類ものaspectがあります。
ただ一般的に、Void時間とされる時間帯は、minor aspectまでは 考慮せず、月と他の天体が作るmajor aspectが形成されない時間を 指します。ちなみにmajor aspectとは、conjunction(0度)、oppo- sition(180度)、trine(120度)、square(90度)、sextile(60度)の 5種類の角度のこと。普段の占星術では、他の様々な象徴事象と 共に、このaspectというものを、全ての天体同士間において細かく 調べて、そこから天体同士が起こしそうな影響などを占っていくの ですが、Void of course of moon、つまりここで言うVoidを 割り出すのは、あくまでも、月に対して他の天体がaspectを形成 しているか、いないか、ということになります。
ただaspectを形成しない、となると、もっと頻繁に真空の時間が 生まれるのですが、Voidの定義としては、ひとつのsign、つまり 何座何座と呼ばれているものですね(ただし、これは天文学上の 星座の位置ではなく、西洋占星術で定義している星座になります)、 そのsignを移動中の月が、今入っているsign上で作る最後のaspect 終了後、次のsignに移動するまでの時間、ということが条件付けられ ています。月は大体一日に約12度ずつ移動しているので、30度に 区切られた1signをほぼ2日半かけて移動していくといえます。つまり、 Voidが起きる間隔も、約3日に1度ずつくらいの頻度になります。
さてさて。ここで、Voidの概念をちょっと。月が他の天体と aspectを形成しない、ということはどういうことなのかを、 西洋占星術の考え方で述べておきます。ここで、まず、月という ものが、西洋占星術ではどう捉えられているのかを先に説明 しないといけないですね。西洋占星術では、月というのは、 他の天体から受ける影響を受けると、それを鏡のように地球上に 反射して投影する役割があると考えられているのです。
つまり月がある天体とaspectを形成する時、そのaspectを 形成している天体から受けた影響を、月が地球に投げかける、 という捉え方をします。これは、西洋占星術の基本的な概念である、 地球を宇宙の中心として考えた時に、月が地球に最も近い距離にある 天体だから、ということから来る考え方なのでしょう。地球の 外側には月が浮いていて、他の様々な天体は、月の更に向こう側を 巡回している。だから、地球の外側では、月がまず他の天体からの 影響を受けて、地球の双子星ともいわれる月が、いったん自ら 受けた影響を、地球に降り注ぐ、ということなのだと思います。
そうすると、今度はその逆の事態が起きる時、つまり月が他の 天体とaspectを形成しない時には、月が送ってくる他の天体からの 影響を、地球上でうまく受け取ることができなくなる、という 考え方が出てきます。それが、Void of course of moon、言い換え ると、"月の進路の真空、空虚"と呼ばれる事象の言われです。
この説に沿って考えていくと、普段、我々は月を通して、地球外の 天体から影響を受けている、という考えになります。が、いったん、 月が他の天体とaspectを形成しなくなると、通常月を通して受け取っ ている他の天体からの影響力を受け取れなくなることになる。普段は 月の送ってくる他天体の影響の元で生活をしているのに、その影響力が 受け取れなくなると、通常とは異なる事象が起こるのではないか、 という考えに至るのですね。
では、Voidの時間帯には何が起きるのか。一言で言えば、正常な 判断を下せなくなる、ということにつきるようです。月から他の 天体の情報を得ることができなくなるから、いつもとは違い、判断 能力に狂いが生じる、ということなのでしょう。そしてその結果、 Void時間に決断したことは、後でもう一度やり直しをしなくては ならないような事態が起きたり、自分が狙った通りの結果を出せなく なったりする、つまり、事態が無効になる結果に終わる、という のです。
ところで、月がVoid中にどのsignを移行しているのか、によって、 Voidの作用を受ける影響力が異なるといわれています。一番 ダイレクトに影響を受けるのが、移動中の月がいるsignにnatal (出生時)の太陽がある人。例えば、移動中の月がおひつじ座に いて、その間にVoid時間を迎えた時には、おひつじ座生まれの 人が一番影響を受けやすいとされます。(sign間aspectでcon- junctionを起こしている為。)
その他で影響を受けやすいのは、月が入っているsignと、oppo- sition(180度)、squareのaspect(90度)の関係にあるsignに、 natalの太陽が入っている人です。移動中の月がおひつじ座に いる場合、oppositionはてんびん座、squareはかに座とやぎ座に なりますから、その星座生まれの人が次に影響を受けやすいことに なります。
ちなみに、180度と90度の関係は、重ねると大きな十文字を作り ますが、この十文字はgrand crossと呼ばれ、aspectとしては、 ハードな影響力を及ぼす複合aspectの種類の1つです。この十文字の 先にあるそれぞれのsignは、行動パターン上は同じ分類に入るのですが、 価値観の観点から見ると、お互いに相容れることが容易でないsign同士 なので、行動は一緒なのに、価値観が四方八方に分裂してして、支離滅裂 な状態を巻き起こしてしまうという、ある意味熾烈な関係にあるのです。
先述したおひつじ、かに、てんびん、やぎは、皆、cardinal(活動宮)の signです。能動的で活発な行動パターンをとるといわれている星座に あたります。でも、他の区分で分けてみると、おひつじ→火の宮、 かに→水の宮、てんびん→風の宮、やぎ→地の宮、と四つとも、別々の宮 に属するsignなのです。火の性質、水の性質、風の性質、地の性質を 持つ4つのsignと言い換えるとわかり易いかな?
一見性質がばらばらで、普段は相容れない同士に見える4つのsignの 持ち主なのですが、行動パターンは似通っているので、自分たちの 属する行動パターン、この場合はcadinalの宮に属するsingnである おひつじ座に月が入ると、判断能力に支障が起きる、という わけです。ただ、その他の行動パターンを起こすsignに全く影響が 出ない、という訳ではないようなのですが、比較的影響力は少ないと 考えられています。
参考までに、12星座全てを行動パターンでわけた区分を書き記して おきます。この区分でわけることを、3区分と呼びます。
------------------------------------------------- cardinal(活動宮) おひつじ、かに、てんびん、やぎ fixed(不動宮) おうし、しし、さそり、みずがめ mutable(柔軟宮) ふたご、おとめ、いて、うお -------------------------------------------------
さて、先程のおひつじ座にいた月がどんどん移行していくと、 次はおひつじ座の次のおうし座の部屋に入ってきます。おうし座は fixed(不動宮)に属するので、次にVoidが起きるとき、おうし座が 影響を強く受け、次に影響が及ぶのは同じ不動宮に属するsign、 つまり、しし、さそり、みずがめがVoidの影響を受けやすい、と されています。おうし座を抜けると、その次はmutable(柔軟宮)に 属するふたご座と、その他のmutable signに属するsignに。 このようにして、3日に1度くらいの頻度で、順々に影響を及ぼして いくと考えられています。
判断力が正常に働かないということは、具体的にどんな結果を 生じやすくなるのか、を考察してみましょう。
わたし自身がよく経験するのは、 ・買い物に出る際、きちんと事前にリスト・アップしておかないと、 何を買うべきなのか、全然考えがまとまらなくなる。 →ついつい、余計なものばかり買ってしまい、予算を大幅に オーバーしてしまう。 →いつもなら絶対買わないようなモノまで冒険して買ってしまうが、 判断力が正常でない時の冒険なので、結果的には単なる失敗談に 終わってしまう。
・旦那と喧嘩になるのはVoid中が多い。これを検証してみると、 些細な意見の食い違いが発端で言い合いになる。いつもなら 笑って済むようなことなのに、判断力が狂っているために、カチン と来てしまい、笑って済ませられなくなる。 →コトが大きくなってしまい、きちんと話合って解決しようと 思っても、なにせVoid中なので、話し合って決めたことが、その後 全然生かされない。 →話し合わなかったも同然な状態が、後日また繰り返されてしまう。
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長すぎて1日分の日記としては投稿できなかったので、 2/20,21と分割して投稿します〜
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