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育児の理想と現実 - 2007年02月05日(月)

初めての育児となると、分からないことばかりで
子供が生まれる前には、結構な量の育児本を読みました。
産まれる前は、今では考えられないくらい時間もあったしねぇ・・・

親になるための心構えとか、どのようにすれば
子供のためになるのか、とかいろいろ書いてありました。
叱り方とかも結構難しいしね。

どの本見ても、大概は
「テレビやビデオに子守をさせないで」みたいなことが書いてあり、
小児科医はたいてい
「赤ちゃんにはテレビを見せないほうがいい」と
言ってました。

それを読んで、新米ママのわたくし、
テレビは子供にとってよくない物だと決めつけ、
出来る限りに見せないでおこうと、最初の頃はテレビを
一切つけませんでした。
当然、自分も全くテレビをみれなくなったんですが、
それも子供のため、絵本を読んであげ方が良いんだ、と思いこんで
頑張ってました。

が!!!!

現実、テレビやビデオがないと私一人で育児は出来ません。
テレビに子守をさせてるつもりは無いんですが、
実際の所は、ビデオを見てる間に私の身支度やトイレ、
家事が出来る。極端に言えば
ある程度はビデオを見せておかないと、1日全く何も出来ない状態なんです。

当初は、罪悪感の塊でした。
ビデオを見せないと、私の後をくっついて周り、
少しでもトイレに入ったり、キッチンにいって食事の支度でも
はじめようものなら、ゲートにつかまって号泣。
もしくはトイレの戸なんか、開けるまで号泣しながら
叩く。
あまり一人遊びとかしてくれないので、常に相手をしないといけない
状況でも、1日3回ご飯は食べないといけない訳で。
その用意も片づけも、私しかする人がいないので、仕方なく
用事のあるときだけビデオを見せるようになりました。

テレビの垂れ流しではなく、せめて見せる物を厳選しようと思い、
最初はベイビーアインシュタインから。
これには2人とも結構はまったんですが、なんせ英語版だったので
日本語を少しでも聞かせてあげたい、と今度はしまじろうに変更。

しまじろうは、思った以上にすごかったです。
サブリミナル効果でも入ってるんちゃうか?と思うくらい
はまってました。
しまじろうの20分間は、ちゃ〜んとイスに座って
ビクとも動かず見ます。
しかも、このしまじろうを見ることによって、
歌や言葉なんかもしならない間に覚えてるんですよ。

NHKの「いないいないばぁ」や「お母さんと一緒」も見せるんですが
これからもかなりの数の単語や歌を覚えては
私をビックリさせてくれます。

いや〜〜〜、ビデオってバカに出来ないな、と思いました。
家事をしている間、ビデオが子供達に色々なことを
教えてくれると言う感じです。

子育てって、自分育てでもあるように
試行錯誤しながら、自分流で良いんだな、というのが
子供が生まれて1年半たち、やっと気がついたことです。






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