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ワーホリネット、11月18日号 - 2003年11月22日(土)

ホームシックを超えて

慣れない土地での新しい暮らし、新しい文化、そして何より言葉の違い

などでカナダ上陸後にホームシックにかかってしまう人は少なくありま

せん。私もはじめてカナダにきたときははっきり言って今までで一番不

安でした。スーツケース一つで颯爽と日本を発ったのはいいものの、ホ

ームステイはしなかったので知り合いもいない土地で一人、食事も一人。

当初は話しをできる相手がどこかにいないか、いつも探していたような

気がします。

しかし、私の降り立ったバンクーバーは、日本人もたくさんいますし、

日本のものも比較的簡単に手に入り、簡単に日本を味わう事が出来ます。

バンクーバーにはさまざまなボランティア団体があり、その中にはワー

ホリをサポートしている団体もあります。ホームシックにかかった時、

不安になった時、困った時などに相談に乗ってくれたりして、大変心強

いです。英語を習得する事に躍起になる事も大事かもしれませんが、心

や体が疲れたとき、寂しくなった時は思いっきりそこから逃げてみるの

も一つの手かもしれません。

私がきた当初、なかなか友達と言える人との出会いが無く、かといって

気の合わない日本人とつるんでも楽しくなかったので、毎週日曜日にす

る事が無くて料理ばかりしていた記憶があります。そんな時いつも自分

に言い聞かせていた言葉があります。「長い人生の中で、こんなにも自

分のためだけに費やせる時間は今しかないし、こんなにも一人っきりを

楽しめる時間もそうそう持てるもんではない」と。

そうして今まで出来なかったお菓子作りを堪能したり、きれいな景色を

見るためにお散歩をしたり、習い事をしてみたりしました。そうしてい

るうちにカナダでの生活にもなれ、一人、二人と友達が出来、3ヶ月経

つころには生活自体をエンジョイしてました。ホームシックを味わい、

それを乗り越える事によってまた一つ大きな自分になれるのも、ワーホ

リでの大きな効果ではないでしょうか。



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