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感覚の違い? - 2003年09月02日(火)

こちらで仕事をするようになってすごく感じる事がある。
それは、日本のビジネスと、カナダのビジネスの違い。

私の会社はカナダ人経営で、日本人は私一人。
社長が日本に事業を伸ばしたくて、私を雇い入れた。
なので、現地にいる日本人や、日本に住む日本人を相手に
仕事をしている。

そこで感覚のずれを感じる時が多々ある。
現地にいる日本人クライアントに対して、あまりずれを感じないのに
日本に住む日本人との間で、言葉のずれを感じずにはいられない事がある。

おなじ日本語を話しているのに、彼らの言いたいことが分からない
ときがあるから、ひょっとして私って頭悪いの?と感じる時がある。
でも、よくよく考えると、頭が悪いのではなく、自分でも気づかないうちに
日本人的ビジネスのやり方をすっかり忘れ、何でもダイレクトにいく
カナダ人感覚になっているということに気づいた。

例えば、日本にいるクライアントが何か質問をしてきた時。
彼らは、本当に聞きたいことを直接いわずに、遠まわしに
聞いてくるのである。
その回りくどさを感じ取る事が出来ずに、まっすぐに回答してしまうので
話が食い違う。もしくは先方にあまりにもダイレクトすぎて
怖いと思われていると思う。

その上たくさんの人たちが、まるで打ち合わせでもしてきたかのように
おなじ質問をしてくるのである。
これには閉口した。

私の職種が特殊なので、ここに詳しい事を書いたら
バンクーバーにお住まいの方なら容易に私が誰かが分かるので、
詳細に書かれへんのが非常に歯がゆいが、ほんと日本にいる日本人の
クライアントが、右へ倣えとばかりにおなじ事を考え、おなじ質問を
してくる事に最初は驚いた。

そしてクレームが出た場合もみなリアクションはおなじ。
カナディアンの担当者には文句を言わない。
そして担当が私に代わったとたん、ものすごい勢いでクレームが始まる。
いや、それも私の仕事だし、日本語だと言いやすいのは分かる。
そしてそのクレームを処理するのも、それを受け入れ対処するのも
私の仕事。
しかし、カナディアンの前ではイエスマンで、私の前ではクレームなり、
意見なりいうことに対して、私の上司は納得いかないらしい。
そしてこう言う。

「どうして彼らは本心を隠すのか。私には何も言わないのに、どうして君には
本心を言うのか?どうして気にいらないならその時に直接言わないのか?」

わたくし、どうしていいのか分かりません。
これが日本人の文化だと、言うべきなんでしょうか?

分からない事を、分からないと聞く勇気をもつ、
納得いかなかったら、直接納得いかない理由と気持ちを伝える、
人に何かしてもらおうと思うんじゃなく、自分はどうしたいか、
自分はどうなりたいか考える、
流されるのではなく、自分を持つ、
人のせいにするのではなく、それを選択したのは自分だということも
考える、

基本はすごいシンプルやと思うんですよね。
それとも、私が強すぎるんでしょうか?

万が一日本に帰国する事があっても、もう日本では働かれへんかも、、、
って真剣に思います。明らかにずれを感じる。
知らない間にずれている自分にも驚いたし、ショックやった。

どちらが正しいとか、間違ってるとかは私が決める事ではなく、
人それぞれのなかに答えがあると思う。

長くなったけど、こんな事を最近ふと考えてました。
海外生活長なると、自分でも知らん間にぼけるで〜って
フランスに5年住んだ友達にいわれた時には、そんなこと無いって、
自分は何処にいても日本人やからって胸張っていうてたのに、
ぼけてきたみたいです(笑)




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