不毛な片思いとジャズフェス・そしてわたしらしさ - 2004年09月06日(月) 数日前になるが、学部時代の同期から携帯に着信があった。 留守電まで入っていたが、よく聞き取れなかったので後からかけ直した。 肝心の用件は既に解決していたので、自然に互いの近況報告をした。 こちらがひとりで酔っぱらっていたのと、向こうも飲み会の最中でややテンションが高めになっていたせいで、ここ3ヶ月のことをかいつまんで話してみる気になった。 わたしがもっとも望んでいたことが現実になったおかげで、もっと苦しくなったのはわたし自身だ。 だから自分を持て余している。 ならば、いちばんかわいいのは自分自身だと思っていると、認めなければならないのか。 それがわたしらしいということなのか。 訊いてみたかった。 電話の相手は、ジャズフェスに顔を出せるかもしれないと言う。 あのときと同じ曲を練習し、記憶から消えない日付から目を逸らせずにいるわたしは、何を求めて晴天を祈るのか。 遂行すれば何かが終わるのか、それとも始まるのか。 晴天は果たして本当に晴天なのか。 そしてあのときそこに在ったわたしらしさとは何だったのか。 見てもらえたら、わかるような気がする。 秋を飛び越して、冬になったに違いない。きっとそうだ。 -
|
|