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修論など一文字も書いていない - 2004年08月27日(金)

大学をやめたい、と言う人が周りに二人いる。
ひとりはもう休学届けを出して、その後は退学するつもりのようだ。
もうひとりは、就職先が見つかり次第、退学するという。
二人とも院生。
もちろん二人とも学士号は取っているし、ひとりは修士号も取っている。
それに直接詳しい理由も聞いて、勉強が嫌でやめたいわけではないということはわかる。
こういう人たちを目の当たりにすると、
自分はどうしてこんなふうになっても大学にいつづけるんだろうと思う。
もう今のわたしの目的は卒業することだけになってしまった。
やっぱりあのとき退学したほうがよかったんじゃないのかと思う。


彼女は高校の後輩だ。
これまで近くにいたのに、全然力になれなかった。
歩いていける距離にお互いの実家があって、地元でもこちらでもすぐに会える距離にいたのに、大学に入ってからはすっかり疎遠になってしまった。
それはたぶん、わたしがひどい生活をしている頃に彼女が入学してきたからだと、今になって思う。
あの頃に、いろんな人と離れ離れになってしまった。
でも今になって、わたしが彼女にしてあげられるかもしれないことは、あまりにも少なくて、
それでも偶然会った彼女が「話を聞いてほしい」と言って話し出したことに、
わたしはどう応えられるのかと考えた。


彼は大学に入ってからの先輩だ。
彼が博士課程に進むことを決めるまでには、紆余曲折があった。
勉強を続けるか止めるかは、彼にとって、彼自身の選択ではないとも言える。
とてもじゃないがこれ以上は書けない。
ただ願うことは、自分自身で決めてほしいということだ。
そしてわたしが、少なくともこのことに関して、彼のためにできることは、何もない。


わたしはどうしてここにいるんだろう。


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past  will





Not one night
one single day
that I wouldn't give to you
So with all my might
in every way
I'll try to forget to you

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