きみの言った通りになったよ - 2004年07月10日(土) 言っても無駄なのかと思いながらも、あの日だけは、わたしの言葉がきちんと伝わったことはわかってた。 だからわたしのほしいものはたったひとつで、伝わることなんかじゃなかった。その先にあるものだった。 そして言ったとおりになった。 それこそがあのひとの選択だと思う。間違っていないと本当に思う。 でもどうして、わたしがこんなに動揺してるのかな。 自分が何か間違ったとは思わない。 わたしは、あのひとに関することでは、絶対に、間違わない自信がある。 言わなければならないと思ったことは全部きちんと言ったし、言ってはならないと思ったことは、言いたかったことでも、口にしてこなかった。 間違ってはいない。 みんなと別れてから途端にテンションが下がったことも、話したくないと言いながら結局洗いざらい話してしまうところも、ぜんぶ、わたしと同じ。だからわかる。 いま一人でいるのがいやなんだよね。 本当にあなたのためになることができるなら、一緒にいたいよ。 でもそれは違うよね。はっきりわかっちゃうんだよ。 そしてそれはあなたもわかってる。 だからこれでいいんだよ。 なにかひとつでもいい、あのひとの助けになることができたらいい… なんだろう… -
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