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素直であるということ。 - 2004年04月21日(水)

つい先日、仲のいい友だちから、ふとしたことで、謝罪のメールをもらいました。
パソコンから送信されたものにしては、かなり短いメールでした。
けれど、彼女がわたしに対してとても申し訳ないと思ってくれたことが、はっきりと、伝わってきました。
実際には、わたしは彼女に対して全く嫌な気持ちをもっておらず、むしろ、自分の未熟さから彼女に心苦しい思いをさせてしまったことを申し訳ないと思っています。
彼女には、きちんと伝わったでしょうか。


またある夜、遠くに住んでいる高校時代の友人から、携帯に留守電が入っていました。
「こんばんは、○○です。えっと…、会いたいです。はは。連絡ください。」
これを聞いて、こちらに来ているのかなと思いました。来ているなら、会えるなら、何時でも出かけなければと思いました。
こちらから電話をしてみると、彼は自分の場所にいて、わたしの近くにいるわけではありませんでした。翌日から新しい研究室に行かなければならなかったのが、不安だったようです。でも最初に電話をくれたあの瞬間、たぶん本当に、わたしに会いたいと思ってくれたんだと思っています。


春休み中、バイトでこれまで一緒に働いてきた新四年生のほとんどが、バイト期間中は就職活動に余念がなく、最も忙しい数日間以外はお休みでした。その中にひとり、就職活動をしながら、バイト先に頻繁に顔を出す後輩がいました。
彼は、わたしの周りの多くの人と違って、いつ来ても、比較的すがすがしい顔をしていました。こんなことを言うと失礼ですが、彼があまり落ち込んでいないように見えたことは、わたしには意外でした。
そこで彼と話したときに、わたしは言いました。「予想してたよりも元気そうだね、わたしが学部のとき、周りは結構落ち込んでた人が多かったから。」
するとおもしろい答えが返ってきました。
「そうですね、落ち込むこともありますけど、自分に嘘つかなければ大丈夫ですね。嘘さえつかなければ、何がきても意外に平気ですよ。その瞬間はもちろんテンパりますけどね。」
聞いたときは、へぇぇそうなんだぁ、と思いました。
けれど、この姿勢が、特に就職活動ということに関しては、一定の結論のようなもの、ある種の真実のようなものを、見せてくれているように思います。


ほんとうに素直であるとき、そこにあらわれるものは、何か、ではなく、彼であり、彼女であるという、そのはっきりとした存在で、それが、こちらにしっかりぶつかってくる。
そんなふうに、思いました。


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past  will





Not one night
one single day
that I wouldn't give to you
So with all my might
in every way
I'll try to forget to you

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