実家で。 - 2004年01月04日(日) 今年は帰省してきても雪がないのでちょっと驚いた。 きっともう少ししたら馬鹿みたいに積もるんだろう。 研の笑い方は広規みたいだ。 だからだろう、あの顔を見るたびに何度でも、広規のことを思い出す。 べつに苦しくはない。それこそ、わたしには今さらのことだ。 でもどうして別れることになったのか、今でもよくわからない。 自分が決めたことなのに。 あのまま付き合っていたら、大学院への進学はしなかったと思う。 たぶん、人生そのものが、違っていただろうと思う。 一緒にいたことと、別れたことで、それぞれに何を得て、何を捨てたのか。 そこまではわかっているつもりでも、 十代に置いてきた恋の一つだとは、思えない。 実家が好きではない理由はいくつかあるけれど、 自室に入ると否応なく思い出すことが多すぎるのもその一つだ。 それから、 わたしと別れてひどく痩せた広規に対して、逆に体重の増えたわたしに対して母親が出した言葉が忘れられない。 ヨウさんに電話した。繋がってよかった。今度会ったら相談しよう。 -
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