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結婚2 - 2003年09月27日(土)

今夜はゼミの友だちのさよなら会をひっそりと執り行っていたのだけれど、その帰り道、しとしと降る雨の中を歩いていたら、すだっちに出会った。
この春まで八木山にあった彼の家は、就職して、官舎のある北山になっていた。バスではもう帰れないことを知った彼は、同じ方向に家があるわたしと歩き始めた。

彼には付き合いの長い彼女がいる。年上で、一度だけ会ったことがあるが、なんとなくいい雰囲気をもったふたりだった。すだっちならば、仲良くうまくやっていくのだろうと思っていた。


来年の春に結婚する予定だという。


歩きながら、少しだけ詳しく話を聞いたが、実にすだっちらしい、明るく淡々とした口ぶりで、なぜ結婚しようと思ったかということがとてもよく響いてきた。
正直にいって、羨ましいと思った。
結婚するということも羨ましいが、それ以上に、誰かに対してそんな気持ちをもてている彼と、そう思われている彼女と、静かに熱く、それを語れる彼が。
羨ましい。

就職することで、結婚というものがよりリアルに捉えられたことは大きいと思う。
けれどわたしには、すだっちが年上に見えて仕方がない。
心から、おめでとう。


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INDEX
past  will





Not one night
one single day
that I wouldn't give to you
So with all my might
in every way
I'll try to forget to you

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