徒然エッセイ&観劇記
エッセイ目次


2004年02月14日(土) 香港と日本以外の映画 1

☆おっフランス!「ベルサイユのばら」映画版

てか、これはフランスで作ってフランス人?を使ったけど英語で喋ってて原作と配給は日本というわけでして、何映画ってんだか分かりませんが、とにかく!
あの、宝塚歌劇団で現在進行形で舞台もやっている、「ベルサイユのばら」映画版ですわよ。本日たまたまMXTVでやっておりました。
1979年製。原作がマンガアニメ舞台と同じ池田理代子さんなもんで、筋もほとんど一緒。ただ、本場の地で本場の人間がやってるので、「おお、モノホンだ!」って感じです。アニメ版を早回ししたらこうなるでしょう。ただ、ラストの展開だけ全然違う。ま、それは見てのお楽しみということで・・・
んでね、アンドレがかっちょよかったよ。アニメ版見た時は、「何か軟弱な野朗」とか思ってたんだけど、この映画版アンドレったら、何か強いの!でかいし(笑)影の支配者はお前か?余裕のよっちゃんか?うーん、マンダム、ステキよぅぅ☆

私的には、トート様が名古屋に遠征しちゃった関連で、何故か今「レ・ミゼラブル」症候群が発症中なもんで、革命、とか、群集シーンなぞ見て、おおお!と燃えました。
あれ?「レミゼ」は、フランス革命後の話なんだよね?ちょっとだけ小説版読んだ時に、そんな描写があった覚えが。いや元々、歴史モノにはめっぽー弱いんで(汗)
白状しますと私、「レミゼ」原作、かの有名なビクトル・ユゴー様の小説は、最初の神父様の描写でリタイア致しましてから、読み進めておりましぇーん!ああ、レミゼモードな今のうちに、またチャレンジすべきかしら。山口さんだって役作りのために読んだだろうし(またそこか)
そうそう、映画版「レミゼ」は見たざますよ。BSでたまたまやってた時に。ああ、本場だ〜って感じでしたねえ。特にジャベールが本当に固そうな顔してるんですよ。私、キリスト教者でっす!曲がったことは許せませぬ!て。ごっついの。
んでラストがね、ジャベールが自殺してセーヌ川をぷうかぷうか流れていくとこで終わるの。何てすごい(?)ラストだ・・・ってびっくりしたんだけど、あれって二部構成なんだよね?レンタル屋で二本組になってるの見てさ。でもジャベール死んだ後のエピソードって一体何があるんだろう?それも小説見れば分かるか・・・。映画の続きは今更見る気がしないしなぁ。

☆久々西洋!おふらんす?

「イルマ・ヴェップ」マギー・チャン主演

これは、中国人大女優マギーさんが、単身フランスに行ってフランス映画を作るという設定のドキュメンタリー風映画です。マギーさんは実名で出演してますが、おそらく本当にそういうことがあったのではなくて、こういう設定な映画なのでしょう。映画の撮影進行が綴られていくのですが、結局映画は完成せず、全てがパァになって終わります。
この映画では、映画作りに携わる人たち、プロデューサーや監督、衣装係りなどスタッフがどう動き、どう関わり、考え、実際の映画制作が行われていくかが非常にノンフィクションぽく描かれています。マギーさんはフランス人の間で英語で会話をし、周りの人々も英語を使って彼女とコミュニケーションしようとする。お互いひどく曖昧な、綱渡りのような危うさで、しかし根拠なく「大丈夫だ」といつも自分に言い聞かせる・・・異国人と接する時、全ての人が感じるであろうぼやけた絶望と希望がその距離に表れている気がします。

やはり、西洋と東洋は違う。いや、言ってみれば、異なる言語を操りそれをもとに思考する人間は、「ちがう」。同様の「精神」人間的万国共通の性質があって、それの表れが言語であるというのは簡単なことだが、「言語」の方が精神を規定していくというところも、見逃せない。人間は言葉で出来てる生き物だと私は感じている。言葉によって物事をとらえ、思考する。その際、扱っている「言語」の性質に精神は作用される。更にそれより以前から、そもそも習得した言語が、彼の性質を形作っている。言語の文法の枠内、語彙の制限を免れられず、先人の使用する言い回しによって世界を切り取る術を知っていく。

固い文章になっちゃったな(汗)戻そーっと。それで、やはり英語圏の人たちは、どんどん言葉と論理で物事を文節して「理解しようとする」んだなあ、と、思ったんです。言葉で全てを埋め、そうじゃないと納得出来ないちゅーか。ほんと語りたがりだし、自分が聞いたことしか信じないといいますか。それでもし自分の側に誤認があったとしても「その言い方だとこう捉えるに決まってるでしょ」という反論が返ってくる。コミュニケーションが日々闘いっていうか(笑)いやいや、大変ですわ。とにかく、色んな人種や思想の人がわさわさいるから、何もかもクリアーに厳密に「理解」する必要があるのでしょう。
日本なんてやっぱりね、「暗黙の了解」で全てが成り立ってるような単一民族だから、もわ〜っとしたまんまでいいのさ。はは。そう思うと、ほんと私日本人で良かったぁって思う(笑)
香港はどうかなあ。うーん・・・イギリス植民地だった歴史上、西洋と東洋のあいのこみたいなとこがあるけど、やっぱどっちかってーと東洋、かな〜?
ああ、洋の人見てたら、香港人見たくなって来ちゃったわ。マギーさん美人やのぅ。香港万歳〜!!(結局それかい)

☆韓国映画「JSA」

で、結局父にとって本命だった映画「JSA」を見ることに。
韓国映画はマジメだ、という私の超偏見を裏切らない、とてもマジメでためになる映画だった。って「シュリ」とこれしか知らないけど(爆)
まあ、ウォン・カーウァイ監督の香港映画しか見てない人は、「香港映画ってマジメ」って思ってるだろうし、韓国映画でマイナーなやつはもしかしてオモシロタイプもあるのかもしれない。
映画の内容は・・・38度線境の北の人と南の人がこっそり仲良く(男同士の友情よ)なってそれが見つかってヤバくなって・・・という。この境目では、たがいに触れ合ってはいけないことになっているのね。今にも戦争が始まりそう、でも始まらないように細心の注意を払ってる感じ。この映画が大ヒットする韓国、えらいマジメだ。まあ、こういう事情があればマジメにならざるをえないだろう。
日本で一番動員数があったのは、もののけでしたっけ?タイタニック?
もののけだったとしたら、日本人もマジメだなあ(笑)

パンフに、ふぬけた日本人はこの映画を見ろ!!てな文章があった。そうね(反省)兵役がないのは日本とアメリカぐらいなんだってさ。
日本はふぬけてるとこが好きなんだけどね、私は。

☆「風と共に去りぬ」映画(と舞台・小説比較評)

ふー。あー、小説と一緒、舞台と一緒(当たり前)でも微妙に違うぅぅ。
というわけで私は、東宝舞台→原作小説→映画という風に「風去り」を追っかけてきたわけですが、結局、舞台を見ると「映画のがいい」って言うし、映画を見ると「原作のがいい」って言う、そういうものかもしれません。
やっぱり、原作小説に勝るものはないですもん。どうしても舞台や映画ではあれやこれやを端折ってしまうことになる。同じシーンを描いていても、描きたりない心情や背景がある。
でも映画は世界を視覚化してくれましたし、舞台は「目前でリアルタイム」てわけですから、臨場感を与えてくれます。「原作」を借りた、別の世界も作れますし。

映画では何故かスカーレットが小説より嫌な女に感じられない。さすがに後半は、バトラーへの態度、ひどすぎるって思うけど。前半は好意を持っちゃうわ。ビビアンさんの演技もあるし、選ばれたセリフもそうみたい。
原作では、色々なことをしながら本心でスカーレットがどう思っていたかが克明に記されておりますが、映画ではそういうわけにはいかない。
で、している行動や言動からだと、そんなに悪くはみえないというか、「偉いなぁ」とさえ思ってしまう。いや実際そうなんでしょうけど(笑)
女優さんはめちゃくちゃハマっている!と思う。嫌そうな顔とか最高(笑)ズケズケ言ってるのとか見るとスカッとする。

メラニーは、何だかほんとに愚鈍で頼りない無知女に見える。特に前半は、そう際立ったエピソードがないし、やたら病弱で倒れてばっかだし。何でこの人がアシュレと結婚してんだい?て感じで。
後半見ても、底抜けに偽善的なバカだなあって印象を与えかねない(汗)バトラーを慰めるシーンもあったけど、バカが慰めてるようにも見えた。どうしてー?あの女優さんがあってなかったわけでは決してない!あのキャラは説明が難しいのね・・・。
でも私は、杜メラニーを見た時、ほんとに原作みたいなものを感じたよ。「この人はスゴイ!!誰も敵いやしないわ!」て。最初からメラニーとバトラーのシーンが一番好きだったし。舞台の脚本ではバトラーとメラニーの会話や、バトラーがメラニーを評するセリフがいっぱいあったね。この点東宝の脚本は偉いわ☆
小説でも結局、ほとんどメラニーが陰の支配者だったみたいな(笑)いやースバらしい。

映画アシュレは、小説のまんまの内向的美青年。うがー!スカーレットに気をもたせてるとこがムカつくねー!スカーレットと二人でいるとき、近付きすぎやっちゅーねん。外人は普段もあんなに近付いて話すのか?恐ろしい・・・(あ、話がズレ)
今井アシュレと映画アシュレ・小説アシュレはある意味別物。それは認める(笑)私、最初に見たのが今井アシュレだけあって、今井アシュレにすごい肩持っちゃうのよねん。だって今井アシュレはむかつかないもん!
最初からちゃんと、メラニーのことこそ愛してたのに、お馬鹿なスカーレットが気付かなかったって感じじゃないすか、今井アシュレ。え?いや、ちょっとは愛してたかもしんないけどさ(ぶつぶつ)
あのストイックな感じ「いけない!!こんなことをしてはいけない!!」って本気で思ってそうな言い回しとか好きなのよー!
そうよアシュレ、スカーレットの毒牙にかかっちゃだめよ!(笑)メラニーと純粋な愛を育んでおいで!!

そしてバトラー!眉毛下がってるよー!(笑)てかすごい動くよ眉毛!!登場する時から、マジ渋いのね。
ていうと、山口さんのあの軽さはどう考えても「わざと」ってことだ。映画見てるだろうから・・・つまり映画と違う、常時渋いわけじゃないキャラにしたわけで。
それはいい。それはいいけど、セリフちゃんとしてねっ!演技してねっ!!

映画バトラー、説明不足もあって、ただの金持ちの足長おじさんくさい(確かに足長い・笑)
しかし確かに渋いね。渋いおっちゃん。私はこっちのバトラーさんにラブラブにはならないけど(だって先に山口バトラー見ちゃったし)
小説に近いのはどっちかなあー。山口さんは、何かカリスマ的「力」不足な気がするし・・・映画バトラーは渋みがいきすぎて空想的存在な気がするし・・・

あーしかしエロかったわ。生生しいわ。舞台で萌えるのは「摘んであげよう」くらいだけど、映画ではあの場面この場面で濃厚な(爆)
何かスカーレットとバトラーの顔がすげー接近してるとこが多いし(どきどき)何回も見てしまう気持ちが分かるわ、乙女として。「結婚すると言え!」
前半最後にバトラーがスカーレットをおいて軍隊に行く前のセリフ、くさかったなあ。妙な囁き声で。好きだ好きだ、愛してるとか言ってた気が。
舞台ではこんなくさくなかったぞ。愛してるって言ったっけ?何か突然キスした印象しかない・・・。

どうしても際立つ点として、映画版ではちゃんとあるのに(ていうかそこは大事なとこだもん)舞台では、どうも結婚してからバトラーとスカーレットがうまくいってないのが描かれてないのね。だってラブラブデゥエット歌っちゃうし(爆)
後半時間がなくてハショってしまった色々が・・・うーん、もったいないわぁ。

「舞台日誌・風去り観劇記SECOND」で書いた、黒人さんへの態度がひどすぎるっていうのは撤回っすね。小説と映画で、プリシーがどんなにアホで頼りなかったかが分かった。でも舞台の中じゃそれがあんまし見えないんすよね。あー、舞台を見る人はやはり、原作に触れておけっちゅーことすかねえ。

というわけで、私の脳内で、大急ぎで三つの世界が融合致しました。ふー。
こういう歴史的名作に触れる機会を与えて下さった、東宝舞台と山口さんに感謝!(そこかい!)
いやほんと、これがなかったら私、映画見ることも小説読むこともなかったっすから・・・(笑)

☆「猿の惑星」

何かいっぱいお金かけてあんなもん作ってだから何?って感じ。
別にいいたいことがあるわけじゃないだろうし、あったとしてもたいしたことじゃないし、
いいたいことがないんならエンタメにするべきだけど、エンタメ度も高くないし、
ほんと、「だから、何?」ですねえ。ああいうのは映画じゃなくて小説のが面白いだろうね。


☆ミュージカル映画って久々

「ムーラン・ルージュ」

うーむ。正月割いて行くほどのアレじゃなかったような(ぶつぶつ)
五段階およびパーセント表記

CG度レベル5
動体視力必要度5
白人率90%
似非印度率44%
ディズニー度4
やりすぎ度4
ありきたり度5

最初の、ブイブイいってる指揮者さんとこが一番良かったなぁ。あと、Queenの曲が使われてて嬉しかった。(ヲワリ)

★R指定(アホエロ)

たまたまスカパーつけたら、「男の映画事情」という番組をやってまして、R指定なエロ映画の中でも題名がおもろいやつを取り上げておりました。
「冷静と痴情のあいだ」「サワリーマン金太郎」「パイパニック」「マゾリックス」わはははは
すいません、こういうの大好きなもんで(笑)アホエロはいいなあ。安くて好きよ。

トホホなR指定といえば、以前兄貴とレンタルビデヲ狂いを起こしてた時に、和洋中と色々見ましたわ。特に香港映画「女陰地獄絵巻」シリーズは忘れられましぇん。
その中の一部紹介致しますと、漢だの唐だのという時代あたりの中国を舞台に、皇帝の寵愛を受けるべく、女性が性技を磨くお話・・・その技がまたアホらしゅうて無茶で面白いんだわ。向こうのセックス盛り上げ性具やら装置やらもバンバン出てきてねぇ。ああ、何処の国でも、インテリはヒマを持て余し、しょーもないものをお作り遊ばす・・・お陰で中国人のイメージが拷問と酒池肉林になっちゃいました(笑)
香港では映画館でこの映画が超盛り上がりだったらしいですから、香港人もちょっとおかしいと思います(大笑

ま、そんな風に、茶の間で他人が腰フリフリはぁはぁいってる場面を兄妹で見てるんですから、つくづく奇妙な光景ですわね。こーいうんだとセックスも大分略されていて、中国モノだと大体、ばっと乳出してちょっと揉んだらすぐ入れて、腰フリが延々続きます。腰振ってるとこが長〜いんすよ。手を変え品を変え、喘いで喘いで。さすがに見てる者共はお互い気まずかったです。兄貴、マジで興奮しちゃってないだろうなとか(爆)え、私は別に興奮しません。面白いだけ(ぷぷっ
そういうとこ母や祖母が通りかかると、そりゃあもう一層気まずく・・・白い目で見られましたわ。そりゃそうだ、子供らが一緒にエロビデヲ見てるようなもんだからな(笑

アダルトビデヲも題名がヘンで面白いのいっぱいあるんでしょうけど、流石にアダルトコーナーに足を踏み入れる勇気なぞありません(笑)R指定で精一杯ですわん。

★R指定(グロ)

前回、エロの話で取り上げた「女陰地獄絵巻」ですが、エロというより本来は「拷問」がメインなのです。色んな陰謀で、無実の人(ほぼ女性)が拷問にかけられまくるんですね。んだから、これで喜んでる香港人っておかしいなという感想をポロっと零したんです(汗
まったく、中世期の暇を持て余した高地位のヤツらは、どこの地域でも珍妙な性具やら物凄い拷問器具を作り出して伸びきった精神を慰めておったようですな。あー腹立つ!
中世西洋の拷問器具展を見に行ったことがありますけど、より苦痛が長引くように、それはそれは・・・むぐぐ。私は、やられてる人に感情移入してしまうので辛いですわ(マゾじゃないし)。かといってヤってる方に感情移入したって面白くも何ともない。いや、私は別に正義感云々でそう言うわけでなく、よほど相手が憎くなければ面白くないよなという話(笑)
で、大体のところ拷問てのは、無実は人が勝手にかけられちゃうモンですからね。無実でも取り返しのつかないくらい痛めつけられちまいますし(耳切られたり)、もうしょーがなく認めると「やっぱりそうか!」てもっと凄い拷問が待っている。もう最悪(涙)

というわけで、理不尽な拷問といえば、真っ先に思い浮かぶのが日本のビデヲ「ギニー・ピッグ」です。映画じゃないです。レンタルビデヲにも滅多に置いてないと思います。※ここから先、グロい話の嫌な方は読むのを停止して下さい。
男性に女性が攫われて、地下室に連れ込まれ、仰向けに寝かされて、淡々と身体を分解されていく映像・・・これは、R指定でなく18禁です。私がこれを見た時その年齢に達していなかったので「おいおい、いいのかよ」と思った覚えがありますので。
ラストに「このビデヲは本当の話を元にしたものです」というテロップと共に、その「ホンモノ」と称するビデヲが流れます。水槽に手やら足やらがぷかぷか浮いていました。日本でそんなんあったら事件としてかなり大きく取り上げられるはずですので、ガセかなあと思います。(8年も前となりますと、今ほど全く関係無い人を襲う事件や、身体を分解する事件は「宮崎勤」くらいしかなかったです)外国なんかだとホントによくあるらしいっすね。何人もの人を分解して収集して、人間の皮で色々作ったとか、臓物を冷蔵庫に入れておいてちょっとずつ正味していたとか。。快楽犯罪系の本で読みました(そんなん読むなよ!)

さて本編ですが、まず女性はクスリを注射されて、意識はあるけど動けないという状態になります。目は開いています。声はどうだったかな・・・。とにかく為す術も無く、足首、手首、膝、上腕、胸、耳、鼻、目玉、といった具合にガシガシ外され、臓物を弄られ、(う・・・)・・・私が映像を見て気持ち悪くなったのは、後にも先にもこれが最後です。マジで喉元に込み上げました。ああ、私も正常だったんだなと思いました(これで歓喜したら終わりだ)

そんな物凄いビデヲ「ギニー・ピッグ」には何と続編まであり、「ギニー・ピッグ2」は身体ではなく、精神的拷問に重きを置いたものでした。(また見たのかよ)
恐らく別に恨みを持たれてもない女性が男性二人に捕われて、部屋に監禁され、針で身体をチクチク刺されたりするちまちました拷問を100回ずつとかするのです。右下にカウンターが出てまして、勿論省略されてるのですが、こんなちまちま遣られたらたまったもんじゃねえという・・・
それからヘッドフォンをつけられて、物凄い音量で聴かせたり(口から涎がだーっと出て来ました。既に精神がヤバそう)椅子に座らせて、水を大量に飲ませてから椅子をグルグル回してカウントしたり、ぁぁぁ、思い出すだに気分が悪くなります。最後は豚の肉をバシバシ投げつけられて終わりました。ギニー・ピッグという題名に合わせたんでせうな。

もしかして私が根っこのとこで男性を凄い憎んでるのは、こんなんばっかり見てたのにも影響があるのかも、と薄々思います。あくまで男性主導で、女性が執拗にいたぶられ、男性はそれによる報いを全く受けない。他人を痛めつけても何とも思わない(むしろ快)ただのフィクションであり、一部の人だというのは分かってますが、こういうの作らせる人と作る人と見る人(私もか)がいるってのは全く、人間って気持ち悪いと思ってしまいますだ。
もっと人間愛に溢れた感動巨編とか見ておけば、爽やかな人間認識になったかもしれねえだにな〜(笑)


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