水槽の水 - 2005年01月04日(火) 正月休みの間、髭を剃らなかった。それと、DVDを集中的に視た。 『ほたるの星』とか、『Wスタンバイ』とか、何遍も視ているタイトルばっかり繰り返し。封印を解いていないものは、結局、そのまんま。 ま、『2004 summer』はこれまでに、あんまし視ていなかったな、ジュブナイルばっかし再生していて。卒業のコメントだとか、初めて視た気がする。そして、ちょっと感動する。そんな、今頃、何言ってんだか・・。 昨夜は、かなり夜更けに知人の来訪があって、あれこれと映像をみせながらキッズ洗脳を試みるも失敗。「いよいよ君も終わったね」みたいな皮肉嗤いを浮かべつつ帰っていった。それはたぶん、思い過ごし・・・と、思いたい。だが、大っぴらにキッズを推そうとすると予想以上に世間の風当たりが冷たいことは、実家で年末に紅白(後浦桃子とは言い得て妙)を視た時の家族の反応で判った。ふつうは、その前に気付くべきである。 『ほたるの星』を視ていて思うのは、職員会議のシーンで、校長側のテーブルの左右両端に着座している男性教諭の各々が、どこか似ている・・もしかして兄弟?双子?ってこと。エンドロールに目を凝らしてみてもそれらしき姓名が見出せないので確信が持てず、困る。ま、単純に僕がオッサンの見分けができないだけなのかも知れない(ちっちゃい子の見分けが出来れば充分)。 職員会議のシーンは、自然、重苦しい雰囲気の画にはなるんだけれど、どこかでそれを緩める仕掛けというか、茶化しているような遊びなのかな?と。"汗"の先生なんてのは、その効果を狙っている役回りだし。 それから、「メイキング」にも収録されている、夏休みの学校のシーン。 劇場では、漠然と、いいシーンだなぁ、て視ていたんだけれど、あらためて視返すと、あれは比加里ちゃんがクラスメートたちに向けて明確な言葉を発する、はじめてのシーンだった。その前にも大介少年との遣り取りこそあるんだけれども、クラスのみんな、仲間たちに対して、はっきりと心を開いてゆく第一歩の瞬間なんだな。 あれは三輪先生の側からすれば、比加里ちゃんの機転に扶けられた格好なんだけれど(僕は劇場ではその側面にしか思いが及ばなかった)、あそこで結果として比加里ちゃんが本当に救ったのは、何よりもクラスのみんなだったんだ。これはDVDを視ていて、やっと気付いたこと。 ...
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