vol.3 - 2004年09月22日(水) やっと届く。 散々に待たせるもんだから、熱いスープも冷めきった頃合とでも言いますか、箱を開けた瞬間の「光るバッチ」のインパクトのほうがすっかり上回ってた。 こいつ一コの値段が900円もするという事実の衝撃と言ったら! ! ! ! ! ! 僕も、ひとの生き血を啜る側の人間になってみたいものだ。 玉突き式の映像作品消化作業。 ここらで腰を上げて、『ハピネス』シングルVをちらちらと視る。 手に入れて直ぐに、じっくり視りゃいいんだが、それだと何かに急き立てられてるようで。 基本的に、持ってさえいたらそれで安心と言うか、ま、こうゆうものは思い立った時にでも鑑賞しておけばいいんだろうと、自分を甘やかし気味。 こうゆう動く画を凝視するのは苦手なので、もう諦めてダラッと視ているほうが楽なんだけれど、それだと何遍視返しても内容がアタマに残らなかったりするので大変だ。別に課せられたものとして視てるわけじゃないけれども、やっぱし視るからには、したり顔で分析紛いの一言でも吐いてみたい浅ましさよ。 歓迎する意見をさほど聞かないけれど、僕も「Close-Up Ver.」は画面自体の変化が乏しすぎて、あんまし見所が豊富だとは感じられない。前記のように、ダラッと視る向きにはいいのかもしれないけれども。 アートワークで、いいなぁ、って思っていたのが、プラケースの円盤が嵌っているところのデザイン。 8人がそれぞれに提げていたリュックだとかポシェットだとかの小物がハンモックに載っかっているだけの写真。 まるで、誰が袖図。 こうゆう余香をたのしむような、モデルの人物の直截そのものを・・、では無しに、眼前には見えざる実体を何かに灯影させたかのような姿に依って、そこにあるべきものの像を想い描くイメージの遊戯。 そこでの8人の姿は、直覚的なビジュアルからの制約ってのは無くって、あるのは、僕だけのベリ房。 ...
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past will |