一ト月後に - 2004年08月11日(水) JR北陸本線「福井」駅の表玄関側に降り立ったのは、はじめて。 自由時間があったので、駅前の地図で目にとまった「養浩館(旧御泉水屋敷)庭園」へふらりふらりと。 足を運ぶまで、全く知らなかった庭園なんだけれど、いまどき、これだけの大名庭園を復元しちゃう文化財行政の心粋がすごいな、名勝指定されているとはいえ。 どう贔屓目にみてもこんな地味な観光スポットが流行るハズもないので、案の定、滅多に他の入園者とか来ないし、広大な林泉を独り占め。「御座ノ間」の縁近くに坐って、ぼんやりと細波やら鯉やらを眺めたり、「御月見ノ間」の付書院の傍に寝転がって、池から吹き渡ってくる風が、腹の上を通り抜けてゆくのが、得も言えぬ心地よさで。殿様気分ってのは、こうゆうやつなんだろう。 お会いできた皆様、ありがとうございました。 無為こそ無上の贅沢と感じる僕にとっては、まさしく極上の「贅沢な一日」でした。素敵な休日をありがとうございます。 つぎこそは「中村」も。 ...
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