青い芝 - 2004年06月19日(土) 味の素スタジアム ルーカスのブチ抜きゴール!!!! 前半終了間際(前半42分 岡山)と後半開始早々(後半6分 マルケス)に、名古屋が理想的に得点を重ねたのだけれど、ルーカスの個人技で返した1点から、一気に流れがホームチームに傾いて、結局、0-2からの逆転なんてゆう、理屈なしに面白いゲームを観ることが出来ました。ガスサポ大悦び。 ああゆうどっぷり浸かれるようなホームの濃すぎる空気は、関西のクラブではハードとソフトの両面において全く望むべくもないだけに、スタジアムという別世界が、より別次元の異空間として感じられる。しかし、あれだけのものをサポと選手や監督が、一緒に分かち合っている光景ってのを、現実に目にすると、もう言葉が出ないよなぁ。 時系列は逆になるけれど、幕張での話。 イベント参加券は交換開始20分ほどで、あっさり引き換え完了。並んでいたのは二時間くらいだったし、ストレスは最小限だった。 悲惨だったのは、「発売イベント」物販へのナラビ。焦熱地獄のなか、並んでいたのは実質一時間にも満たなかったけれど、永劫の責め苦に感じられた。もし、イベントV『浪漫ディレクターズエディション』が売り切れたらどうしよう?という不安と、はやく文化祭会場(既に開場している)に突入して、文化祭グッズを手中に収めねば、という焦り。基本的に、自分で自分を苦しめるタイプの人間です。 イベントステージ上で、「モーニング娘。スペシャルプログラム」が繰り広げられるなか、あくせくとハロプロマーケットのグッズのもとにたかる。 そうしているうちに、「発売イベント」開始の刻限は迫り、当該の会場へ移動。 席はBブロックの最前右端という微妙な位置なんだけれど、ステージは肉眼で確認できた。といっても、僕の眼は節穴だらけだったらしく、「あぁ、今日も小川ちゃんはアップにしてるんだ」と思っていたら、よく目を凝らすと加護さん。慌てて捜すと、これまた類似率AAAクラスのれいな。「やばい・・」と一年前の暗い悪夢が甦り、とりあえず、出席確認をはじめる・・。 『浪漫』紫衣裳は紛らわしい・・なんてのは言い訳にならないんだけれど、あそこまで想い描いていたのとは別の小川ちゃんが壇上で飛躍しているなんて、思いもしなかったからね・・(文化祭の「モーニング娘。スペシャルプログラム」を予め観ていれば、何も不思議は無かったんだけれど)。 歓喜のあまり、その場に崩れ堕ちそうになりました。 黒髪。ちょっとクセのついた毛先。 嗚呼、その吸い込まれるような闇夜の空の色をした、あのつややかな髪。 それを演出してくれたヘアメイクさんだか美容師さんだか、誰だか知らないけれど、あなたは国士無双の名手ですな。まこの可憐なキューティクルにその指先が触れたのかと思うと、抑えがたい嫉妬の焔が揺らめき立ち昇るのですが、今度だけは赦せる。 来てよかった、と心底から思った。 来なかった人たちは後悔せよ、と唇の端を歪めた。 確かに、「すきやき部」も黒髪といえば、違いないのだが、あれは髪型が、そうじゃないんだ。 ほんとうに、戻ってきたんだ。 戻ってきたというのは、変なんだけれど、僕の胸の奥深くで、ずっと歩き続けていた小川ちゃんが、ひょいと、目の前に現れ出た、って感じ。 曖昧なイメージが、突如として、リアルな実体として顕わになったその衝撃。 あたまがふらふらに酔いそうな30分間だった。 そんな後で、有象無象でわんさと溢れかえる娑婆に立ち戻りたいなんて思うほうがどうかしているってなモンで、両手一杯のグッズを抱えて、早々と宿を目指したのでした。 「上野店3周年記念」写真(5/1発売分)、購入。(上野店) ...
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