憂色透明
憂々とし 夢現 筒抜で ウェア アム アイ 強引

2003年12月15日(月) 物を買う

「ある品物を買う」という事は「その品物や会社を支持している」という事だ。

というセリフをどこかで見て、はっとした。
安いからといってマックに入り、19年間入ったこともなかった牛丼屋に、最近足を踏み入れてしまう自分がなさけない。
「そこで食事をする事自体がなさけない」といっているのではなくて、自分の本心と行動が食い違っていることが、すこしなさけない。

16から18くらいまでベジタリアンだった、が、帰国してしばらくして、色んなことに負けてしまった。周りのせいにするのはよくない。いやしかし、この地でベジタリアンでいるのは、思ったよりむずかすぃ。
「(あやしい)宗教?」「世の中には食べたくても食べれない人もいるのに、食べるものを選ぶなんて贅沢だ」「理屈っぽい」「カゼ?肉食べないからよっ」「味噌汁!え?カツオだし!?」…なんや、かんや、ある。そしてそれにいちいち説明をつけてたらやってけない。

「日本でGAYでいるのはむずかしいでしょ?」とか「日本の女性は男尊女卑に苦しんでいるんでしょ?」とか、聞かれるが、たぶん、日本でGAYであることより、女であることより、ある意味ではベジタリアンのほうが理解されにくい、と、肌で感じたわ。

いつかまた自分が納得できるように生活しようと目論んでいる。






生物が死ぬことについて、冷めた声を聞くと無条件に哀しい。

自分が何者からも自由なのだと、自分で言う人は愚かだ。







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