憂色透明
憂々とし 夢現 筒抜で ウェア アム アイ 強引

2003年05月12日(月) 垂れ流した

9:40
編集室に向かう丸の内線の中、わいの鼻から突然ブッと噴き出した真っ赤な鼻血は、向かいに立ってた初老の女性の手がサッと差し出したティッシュペーパーにより、流出からたった3秒でせき止められた。電車は銀座に着き、彼女は「わいの鼻血→ティッシュ→銀座下車」とそれぞれの段階を丁度3秒ごとにこなしたので、まるでそれらのプロットは前もって仕組まれたかのようだった。ドングリ頭の大学生は、血まみれの顔と手を莫迦な顔にぶら下げて、それでも周りはうんともすんとも謂わず、ただただ朝の忙しい時間は過ぎてゆく。そしてまた別の事象は逆に、わいと全く関係ない処で、恐ろしく速く、いつの間にか過ぎていく。そこでは他の誰かが血まみれなんだ。



17:30
120人くらいが聴講しているヘンミ・ヨウ氏の授業。
彼は今年から客員教授で大学に来ている。
質問したら「君」と連呼される。
名前が売れすぎた彼はもう存在自体がメディアのようだ。



18:00
「んで最近女とうまくやってんの?」
と訊かれたので
「やってるよぉん」
と答えた。

というか、
わいはミジンコでえん氏は人間という簡単な話なんです。そうなんです。
というか、
小指を立てるなよ。小指をぉぉぉ。ぬぉぉぉぉ。
というか、
やっぱりわいにはもったない位のいい女なんです。そうなんです。



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