あの日なんで君がそんなに不安で泣いていたかも 今の自分には少しだけわかる気がします
誰がいてくれたって、穴は埋まりません 誰かがいてくれる事に依存してる自分が、今度は許せなくなるんです
握手をして別れると、君はもう反対車線に足を速める 「らしさ」と「自分」の狭間で揺れる僕らのきもちはとても曖昧で お調子者で躁鬱な僕は ひとり勝手に空回り
キスをして別れると、君はもう1000m下の地上で草花の本を読んでる 「いいたかったこと」と「なりたかったもの」とが食い違って 弱虫で言い訳好きな僕は ひとり勝手に10時間泣いた
温かさがそれらを埋めると思った。案外埋めないもので
ただ一言。 きみが言ってもらいたかったように、僕が欲しいのはただ一言。
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