ゆめノかけラ
koi
基本的に(例外もありますが)、その日見た夢の話です。



 頭撫でられるだけでもそうなるものなの?

夢の中で。微妙な間柄の男の人の家にいた。雰囲気的には、男友達よりは色気があり、でも今現在の恋人ではなさそうな感じ。男は上半身裸で、ハーフパンツをはいているだけのくつろいだ姿。わたしもあまり気合の入った格好はしてなかった気がする。Tシャツにイージーパンツ、とか。

ふたりでじゅうたんのしかれた部屋に寝転んで本を読んでいたら、男が
「ごめん。電話出てくる」
とこれまた微妙な表情で言う。
あー、女性からなんだね、とわたしは微笑み、手をひらひら振って見送る。彼はさらに微妙な表情になり、隣の部屋へ。この隙に彼の読んでる本を見てみよう、と手を伸ばし読み始める。自分なら買いそうもない、手にとることもないであろうジャンル、文体。でも意外と面白い。熱中して読みふけっていると、いつのまにか男が部屋に戻っている。
「そんなに面白きゃ貸そうか?」
「んー借りるほどでは。返すのメンドイし」
いいかげんにこたえると、彼は手帳をわたしのバッグからひっぱりだし、さらさらと本のタイトルや出版社などを書きとめた。
「あとで本屋でも図書館でもいけよ」
と、彼は本をとりあげる。
「?」
興味深いけれど、格別趣味ではない本なので、とりあげられてもあまり困らないが。どうも彼は電話に傷ついており、わたしに何か慰めてほしいらしい。よしよししょうがないねぇ、とわたしは彼の短い髪をさくさくと撫でる。
「やっべ。たっちった」
おいちょっと待てやー! 反射的に肘か蹴りを入れようとしてしまったあたりで目が醒めた。

* * *

あーいう感じの知り合いは現実にいない。……クッキー立ち読みしてレンのこと考えながら寝たからそれっぽい雰囲気の男が出てきたのだろうか?

それにしても、頭撫でられた程度でもそういう状態になるものなのだろうか?

2004年05月06日(木)
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