ゆめノかけラ
koi
基本的に(例外もありますが)、その日見た夢の話です。



 クッキーもってピクニックへいこう

夢の中で。光がたくさん入る窓際で、わたしは本を読んでいた。話が盛り上がるあたりで、控えめなノックとともに、女中がお茶の用意をして入ってきた。わたしは、今いいところなんだけどなーと思いながらも、振り返り笑顔で礼を言う。この香りは、わたしが一番好きな茶葉だ。

女中は愛情のこもった顔で、「こもってばかりいると目に悪いですよ。少しは外へ出なくては」と言う。わたしはそれもそうだな、と思う。女中は、白いケースに綺麗に並べたクッキーを、お皿にとりわけていた。それを眺めながら、「ピクニックにでも、いこうかなー」やる気のない言い方で呟くと、女中はにっこりした。「ぜひそうなさいませ。しばらく天気もよいようですし、皆もはりきって料理を作りますでしょう」「うーん。お弁当じゃなくて。このクッキーでいいよ。これから行く」「まあ!」

* * *

なんだかこの暑いのに牧歌的な……と思いながら目がさめた。昨日、女中と女主人の話を読んだせいだろう。

わたしは物騒な夢をよく見るので、たまにこういうのを見るのもいいなと思う。

2003年09月09日(火)
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