ゆめノかけラ
koi
基本的に(例外もありますが)、その日見た夢の話です。



 病気の猫と魔法使いの丸薬

毛足の長い、目の大きい猫が、前足を窓ガラスにかけ、必死で鳴きながら何かを訴えている。よく見ると目から涙のようなものが流れているし、毛の一部がはげている。お腹がすいているのだろうか、苦しくて助けてほしいのだろうか、と思うが、猫を飼ったことがないのでよくわからない。そして夢の中でわたしは、なにかべつのことでも困っていた。洋服に関することで。

もうひとつの窓から、白髪あたまのおじいさんが、すい、と手を出していた。「困っているのだろう、これを飲みなさい、解決するから」と、小さな茶色の丸薬をわたしのてのひらにおとした。よく見ると咽飴のような光沢があり、茶水晶のような形をしていた。大丈夫かなー?とも思うが、えい、とわたしは飲み込んだ。すると何か確かに問題が解消されていくような気がした。

細部はよく思い出せないのだけれど。

2001年09月14日(金)
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