ゆめノかけラ
koi
基本的に(例外もありますが)、その日見た夢の話です。
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腕のない男の人が歌ってくれた。
夢の中で、最初母と一緒にいた。おなかがすいたので何か買おうと話していると、黒く長いカーテンのようなものがかかっていて、天麩羅やとかの垂れ幕がかかっているならびを通る。あやしげだけど、入ってみようか、と決める。
べつの場面で、男の人ひとりをはさみ、ベンチに座り、女の人と話している。女の人は、「××さんのうちでは、全部家政婦さんが家事をしているのだ」という話をしたあと、じゃあね、とどこかへ去っていく。
ふたりになって気付いた、その男の人には腕がない(足はあるのだが)。わたしは焦って、何か話そうとするが、男の人はすこし笑って、Gacktの、「君のためにできること」を歌ってくれた。わたしはいとしさとかなしさで泣きそうになった。それにしてもどうしてわたしが好きになる人はみな、どこか欠けていたり壊れていたりするのだろう、と、胸が痛くなった。
* * *
現実に、そういう人と恋愛したことはないのだが。
2001年08月17日(金)
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