ゆめノかけラ
koi
基本的に(例外もありますが)、その日見た夢の話です。



 薬やの店番・白い犬と小さな姉弟

品薄の、全体に白っぽい薬やで、店番をしていた。薬剤師がでかけている間、わたしひとりだ。薬のことはよくわからないから、ひとが来たらやだなぁ、と思っている。少し奥に、銀の檻に入った、真っ白で毛の長い犬がいる。

いつのまにか犬の前に、小さな女の子と男の子がいた。年は小学校低学年かそこらだろうか。姉と弟のような感じで、仲がよさそうだ。犬をなでようとして、女の子が手をかまれたらしい。男の子が驚いて大声で泣き出した。

わたしはひゃーどうしよう、と焦る。薬屋の店番をしてるくせに、止血剤の位置も包帯の位置もバンドエイドの位置もわからない。早くセンセイ帰ってきてくれないかなぁ、と泣きたいような気持ちであたりを探る。そのあたりで目がさめた。

彼らは大丈夫だっただろうか。あのあと、手当てはなされたのだろうか。心配。

2001年07月21日(土)
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