三文役者
やす



 湘南ロケ

湘南にて小野寺監督の新作CF「Captain of the Ship」の撮影。
去年に一昨年と夏の撮影では日焼けで酷い目にあった。
今年は生まれて初めて日焼けサロンなるものに通い肌を慣らし、
全身に日焼け止めをしっかりと塗り万全の態勢を整える。

現場にて監督やキャストスタッフの方々と合流。
今回はB-FLATの伊藤さんもキャストとして参加。
もう長い付き合いになるけどB-FLAT以外で一緒になるのは初めてだ。
全員で海へと移動し準備を整えいざ撮影開始。
照りつける真夏の日差しの下かなり過酷な撮影となった。
まず当たり前だが砂浜が熱い。寝転がったり転げまわったりもしたが、
なんだかんだいって移動時の足裏が1番熱かった。
全体重が狭い範囲に集中するからだろうか。火傷するかと思う程の熱さ。
じっとしているとだんだん慣れてくるが別の場所に足を踏み出して、
歩いたり走ったりするともうやばい。役者全員文字通り狂喜乱舞。
表面の砂を掘り返せば熱くない等の学習もし始めた頃には、
太陽が雲にかくれたりして然程気にならなくなった。

それにしても今日は自分の体力の無さを痛感した。
日頃の運動不足もあってかちょっと走っただけで息があがる始末。
砂が何度も目に入って視界がぼやけ、日差しと暑さと疲労でだんだん息苦しくなり、
冗談抜きでこのままぶっ倒れるんじゃないかと思ったりした。
現場で死ねるのは役者として本望だが海パン一丁なのが間抜けだ。
幸い監督が用意してくれたアイスボックスから水分補給をマメに行えたのと、
途中何度も休憩をはさんでくれたので、なんとか撮影終了まで持ちこたえた。

ハードな撮影だったぶんとても思い出深い1日になりそうだ。
惜しむべきは日焼け止めを塗りきれてない箇所があった事。
背中が面白いかたちに焼けてしまった。

2005年08月17日(水)
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