⊂爪の痕。⊃
2001年06月27日(水)

もう、何日かぶりに学校へ行った。
包帯の腕を見た先生が「リストカットか?」なんて、冗談半分に云うから。
シャレになんないじゃん。
「違うよ」
と即答したあたし。
男子が「リストカットって何?」って先生に聞いててさ。
…もしや、あたしハメられた…?(焦)
馬鹿ぁ!!あたしに構わないでよ!!(泣)
学校の後、友達とマックへ行って。
トイレでリスカの発作が起きた。
き…切りたい…。
幸い今日はカッター持参。(ちなみにあたしはカッター派)
しかし、友達に阻止され出来ず。
カッターの刃に付いた血錆び。
また新しいのにしなきゃ。
その後、何度か発作が起きては阻止され…阻止され…。
お願い、あたしを見張らないで……。

帰りのバスを待っている時、また発作が…。
「お願い、切らせて…」
と懇願するにも、
「後ろからイタズラするぞ」(爆)
と脅され、結局出来ず。
この時が一番辛かったかも…。
発狂しそうで、ちっさく悲鳴上げて、身体を押さえ付けて。
足りなくて、足りなくて、腕に爪を立てた。
このまま引き裂いてやろうかとすら思った。
「あんたが腕を切ると、あたしが痛い」
と、謎なことを云われつつ(笑)。
でも、おさまらなかった。

そんなことをしたって、傷になるだけでしょう?
後悔するのはあんたなんだよ。
ただ、痛いだけでしょう?
家に帰ってからも、絶対にしちゃダメだからね。

今日、朝から数え4回。
またふえた、リスカの回数。
帰って来てからも、やっぱりやった。
頭の中で、記憶が暴れるの。
友達には見せられる傷が、腕にはこんなにあるのに。
まだあたしさえ気付けないものが、この身体の中にあるの?

切り裂きたくて。
自分の熱がこいしくて。
狂ってしまいそうになるほどの、痛みをあたしは欲した。

刺したくて、抉りたくて、もうどうしようもない。
心配してくれる友達がたくさん在るというのに、あたしは理性を繋げない。
ごめんね、どうしたらいいのか、わからないよ。

寂しいけれど、あたしを放して。

明け方にまで『生キテル?』なんて、メールをしてくるくらいなら。



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由弥 [御手紙]