空気の道





何処までも平行線で交わることはきっとない

ぼくと周りのひとたちは

いつまでも



くっつきそうでくっつかないひともいる

ぼくは求めちゃいない

その人が近づいてきたんだ

だけどぼくが求めちゃいないって知ると

急に熱が冷めたように離れてく




所詮関係なんてそういうものだ

触れ合いなんてごめんだ

馴れ合ってたまるか

冷めた関係はとてもラクだ

交わることを望んでないのはぼくの方だ

近づいてくる人は沢山いる

それを跳ね除けているのはぼくだ




そうやって静かにまっすぐ

自分だけの世界に嵌っていく

とてもキモチノイイコト

もうとめられないんだ

どんどん深みに嵌っていく

平行線のキモチノイイコト





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