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2003年10月16日(木) こだわりの品1

今はもう手元にないこだわりの品があります。


それはMiniです。

これは二十歳になって自分でローンを組んで買った初めての車。
初めての車がMiniなんて贅沢だなんて当時は言われてました。

そうですよね、普通。
でも、こだわりのある父親が快諾してくれて購入できました。


このへんは全て両親のお陰。




その車でレースに出たりしてました。

何度も事故にあったし
大事にしてないなんて叱られてました。



手放さなきゃいけない状況になって
あらためてその価値がわかってきたという情けないウラっこ。



今では町ですれ違うだけの車
あれにウラっこは乗ってたんだ
でも、可愛がってあげられなかったって悲しい思いに苛まれます。



身の回りが落ち着いて来た今
妹の車を譲ってもらって、車検をすませたんですけど
次の車検までに自分で車を買うつもりです。



一時期、両親は
あの車に乗ってたから勘違いして
あんな事をしたんだから
もうあの車には乗らないでくれって言われてました。






でも、私は次に、自分で車を買うとしたら
Miniって決めてます。


あの可愛い車に乗りたいって理由もあるけれど

ウラっこの人生最悪の時
あのこを可愛がってあげられなかったって気持ちが強いのね。





だから






次にMiniを手に入れられたとしたら
今度は大事に可愛がってあげて
あのこ中心のこだわりある生活をしたいって思ってる。




だから両親にも話をしてみようと思う。












昔のこだわりの品を少しだけでいい
せめて車だけででもいいから
ウラっこはMiniに乗ろうと思っています。




次は可愛がってあげるからね。





今までごめんね。









Miniのオーナーになれるよう
頑張るから



待っててね



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