それでも笑って生きていく



 病んでる 止んでる やんでる

引っ越しをした。
環境変わった。

自分で決めたことだから
富山に行った時ほどの喪失感はないし
もともと知っている人がいる土地だから
安心して新しい生活を始められたけど
環境の変化は多少の情緒不安定を産むのは仕方ないね。

ここは、私の地元とよく似てる。
たぶん、その分
沈静化していた澱のようなものも
活性化して、私の良くない面が活発になっている。

今、職場で頭を悩ます事案のようなものは
私の人間関係の中には
全部そろってたなぁ…と思うと、
けっこう荒んだ人間関係の中で普通に生きてたんだなぁ…と
自分のいびつさを思い知らさせる。

もうすぐ終わる教育分析の中で
「前期を無事に生き延びてください」と
言われたことが身に染みる。
いい加減、歳だけはとったので
無事に過ごすためにやり過ごす術というか
巻き込まれる前に逃げ出す術だけは
身に付けてきた気がする。

ぶっちぎりのおやじ力もそう。
女子の集団が大っ嫌いな私が生き延びる術。

おひとり様上等!
孤独死する覚悟と、
迷惑かけない準備だけはしておかないとね。
家族が欲しい!って思ったことがあんまりない私にとって
結婚とか、出産とかは孤独死回避の保険的な意味合いしかなかったのかも…。

散らばったかけらを統合させなくても
何とかまとまってくるのが中年なのかな?
体力とか、肌の張りとか、思考力とか記憶力とか
衰えてくるものはたくさんあるけど
若いころの葛藤をもう一度味わいたいかというと
そんなのはまっさらごめんなので
若いころに戻りたいなんてちっとも思わない。



2017年05月20日(土)
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