それでも笑って生きていく



 本気の文章

電車の中で気分転換に読んでいた
本に、迂闊にも泣かされた。

普段は抱腹絶倒の文章を書く人なので
私自身が無防備になっていたんだろう・・・。
電車の中なので
泣きそうになるのはぐっとこらえたけど、
読んでて、切なくなった。

作者の父に病気が見つかり
手術をする事が決まった時に
どうにも落ち着かなくて
酔っ払って、眠剤を飲んで
意識が朦朧としていたときに書いた詩だそうだが
そこには、作者の祈りというにはあまりにも軽い
切実なコトバが並べられていて
思考よりも、感情が先にそれに反応してしまった。
私も手術の成功を祈ってしまった。

本気の思いを、コトバにした時
コトバは意味を表すものではなく
音が気持ちをダイレクトに運んでくるような気がする。
だからこそ、ストレートに胸に突き刺さる。

本気のコトバは、人を動かす。
それは、文章が上手いとか下手とかに関わらず
音や、コトバに込められた気持ちが
伝わるから・・・なんだろうなぁ。

関係ないですが
明日から3泊、研修旅行にいってきます。
携帯の電波も通じない場所に宿泊研修・・・山篭り??

2003年07月31日(木)
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