それでも笑って生きていく



 読書感想文

「自分の傷と真正面から向き合うよりは、
似たような他人の傷を品評する方が遥かに楽だもんな」
「裏庭」作:梨木香歩 新潮文庫

こんな台詞にドキッとした。
私は、私の傷を癒しただろうか?

自分が「心理学」なんぞを勉強していて
「相談員」なんていう立場にあるもんだから
この台詞は、胸にストレートに突き刺さった。

私は、なぜ、今、ここに居るのか??
私は、なにを、目指しているのか??

私の傷は、何だろう??
私は傷と真正面から向き合っただろうか??

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

現実逃避目的に呼んだ本に
思いきり現実をたたきつけられた。

おかげで、結構凹んだ。

が…

お腹がすいて、ご飯を食べたら
けっこう元気になった。

単純だね。
この現象は個人的な事かもしれないので
人間って、単純だね。
とは、決して、言わない。

いい加減、あきるほど確認した事だけど
「私のエネルギーの源は、ご飯。」

落ち込む事にあきた時、
たちあがる力をくれるもの
これがわかってれば
私は、大丈夫。

何回、落ち込んでも、絶対に、大丈夫。

ずーっと、落ち込んでると
落ち込む事に飽きてくるんだよね。
これも、私だけかもしれない…。

::::::::::::::::::::::

どんな時でも、お腹はすく。
人間よりも、動物に近いのかな??




2003年06月30日(月)
初日 最新 目次