2001年04月10日(火) |
従業員が座った工具箱に、少し離れて私も座った。 |
従業員が座った工具箱に、少し離れて私も座った。 |
椅子と工具箱が一体になったような、少し横に長いものだった。
私の車で作業を続けていた、もう一人の従業員を見ながら、また冗談話をはじめた。
ヒロくんが話に入ってきた。
間に座りたそうだったので、少し横にずれた。 ちょっと三人が座るにはせまかった。
従業員が 「姫が、どうしても今日乗って帰りたいって。」 と私の方を見る。
「また ワガママ言ってるなぁ〜?」 と言って。
ヒロくんが、私のほおをなでた。
・・・びっくりした。 人前でなれなれしいことをされたのは、はじめてだった。
っていうか、普段、私自身がヒロくんに嫌われてはと、必要以上に人前ではヒロくんに近付くのをためらっていたくらいなのに。
ヒロくんの方も、絶対に一定の距離を保ってると思っていた。
気持ち的にも。
従業員は一瞬表情がとまったけど、 「頑張らさせていただきマス。」 といって、何か作業をするためかその場を去った。
ヒロくんが私の耳たぶをつまんだ。
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