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空手の一対一の組手において、とても大切な事があります。空手を始めた頃は、稽古した技を相手に技を入れようと一生懸命に組手をすると思います。組手をこなして行くと強い人とも組手をして手痛い一撃をもらう事も増えて行き、強い人と組手をする時は守ろう守ろうとしてしまうものです。そしてさらに上達した時が良くない時で、自分より弱い人と組手をする時は自分の技で相手を倒そうとムキになって組手をし、自分より強い人と組手をする時は上手に自分を守って凌ごうと組手をしてしまいます。これではフィジカル面の上達でしか強くなれず、技や心や気を作る事が出来ません。誰と組手をしても相手と調和して良い組手が出来るように組手をする事が大切です。試合や自分の身を守る時はもちろん相手の虚を突いたり、悪い所を突いたり、相手に攻撃されないよう自分の身を守らなければいけないのですが、一対一の組手がうまくなりたいのなら、相手とテニスをやるのではなく、羽子板で遊ぶように組手をすると良いと思います。羽子板はテニスのようなスポーツのゲームではなく、自分と相手で勝つ遊びです。お互いに良い所に打ってあげて何回ラリーを続けられたか?を競います。なので自分と相手の両方で息を合わせてラリーを続けて行きます。そのように組手をして行くと相手と調和出来るようなって来ます。ラリーが続かない事を相手が下手だと言うふうに言っていては上達はしません。少し上手くなったり強くなると自分より上手い人や強い人と組手をした方が上達すると言う人がいます。私はそうではないと思っています。鬼一法眼と言う方が良い言葉を残しているので書いておこうと思います。
kanno
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