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前にもこの日記に書きましたが私は「熏習」と言う言葉が好きです。熏習とは「お香の香りがいつのまにか身体に染み込んでいくように、人の精神や行いが心の奥底まで影響を与えていくこと」です。私も空手の稽古する中で空手の技術や道場訓や大山倍達座右の銘11箇条や先人に伝えられた精神や武道精神が私の心の奥底まで染み込み、私という人間から空手道と言うものが滲み出て、私を知らない人が私を見た時にでも、何かわからないけどその佇まいから武道をやっていそうだなと分かる人間になりたいと思っています。そして私の妻や子供達や道場生だけでなく、私に関わった人達が私を思い出した時に空手を思い出すような人になりたいと思っています。私のどこを切り取っても空手と言うものが出てくるような人間になりたいと思っています。そういう生き方をして行きたいと思っています。
kanno
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