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あと1ヶ月と少しで私も52歳になります。歳を取ると自分の歳を忘れると言う言葉を聞いた事がありますが、私は自分が何歳かを忘れた事はないので、「自分の歳を忘れるなんて事あるのかい!」と思っていましたが、人から最近、歳を聞かれた時に「50歳です」と言ってしまいました。なんか自分が50歳なんだか?51歳なんだか?あやふやになってしまっていました。論語では「子の曰く、吾れ 十有五にして学に志す。 三十にして立つ。 四十にして惑わず。 五十にして天命を知る。 六十にして耳順がう。 七十にして心の欲する所に従って、 矩を踰えず。」とありますが、私は孔子のような人間ではないので、かなり右葉曲折をしましたが、15歳で極真空手を始めました。29歳で道場を開設して独り立ちしました。40歳の時までに極真会館の分裂や先輩が脱退したりといろいろありましたが、自分の志が揺れる事はありませんでした。50歳の前には自分が何をするためにこの世にいるか?は悟っていましたので、孔子のような崇高な生き方では無いにしろ、私は孔子より先に先に進んでいると思います。六十にして耳順ごうは、六十歳に達すると、他の意見や考えを受け入れる余裕を持つようになりました。と言う事ですが、まだまだそこには行き着いていないかも?と思う事もあるので60歳までにはそうなっていたいものです。私は何歳まで生きるのか?は死ぬ時にならないと分かりません。60歳まで生きている保証はありません。だから毎日を大切に生き急いで生きたいと思っています。今まで生きて来た時間よりこれから生きる時間のほうが短い、その残された時間を大切に一生懸命に生きよう、そんな事を考えて、瞑想をしてから稽古に入っています。そう考え瞑想すると全てがありがたく感じます。稽古する事も、ご飯を食べる事も、妻といる時も、子供達といる時も、生徒達に指導している時も、全てがスペシャルな事になります。毎日がスペシャルになります。2024年の残りを一生懸命に生きて52歳なる日まで一気に駆け抜けて行きたいと思います。
kanno
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