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2024年06月27日(木) 奈良

全日本ウエイト制大会が大阪で行われるため、始発の新幹線に乗り京都で降り近鉄線で橿原神宮前で降り、橿原神宮に参拝しました。この橿原神宮は日本の最初の天皇である神武天皇が即位した場所とされ、日本の始まりの地とも言われています。そのあと法隆寺と中宮寺に行きました。法隆寺は聖徳太子と関わりの深い寺院なので、聖徳太子の絵や聖徳太子の像がたくさんありました。法隆寺も中宮寺も来るのは2度目ですが、今回はゆっくり見れたのでいろんな事を知る事が出来ました。聖徳太子は49歳で亡くなった事、それを橘大郎女は嘆き、今は国宝である天寿国曼荼羅繍帳を作らせたこと、中宮寺の本尊で国宝である如意輪観世音菩薩は聖徳太子の母穴穂部間人がモデルだったこと、などを知りました。雨が降りそうだったので奈良駅まで行き、循環バスで奈良市内をグルっと回って興福寺に行きました。興福寺はもう3回目です。興福寺にある国宝館の金剛力士立像と天燈鬼立像と龍燈鬼立像と千手観音菩薩立像と十二神将像と十大弟子立像と八部衆立像が好きです。なかでも八部衆立像の阿修羅像が好きです。子供の頃からいろんな所で目にした阿修羅像が自分の前にあるだけで心が熱くなります。今回いろいろな像を見ていて思ったのですが、人間の身体は昔から変わっていないと言うことです。今は科学的なウエイトトレーニングが出来ます。どんどん最新のトレーニングが出来ています。でも金剛力士立像は鎌倉時代に作られているのに、今のボディービルダーのような筋肉がある身体をしています。たぶんあの時代にもあれと同じような身体をした人がいたはずです。西洋の古い象や絵を見ても今のボディービルダーのような筋肉がある身体をした物がたくさんあります。という事はある程度はウエイトトレーニングの仕方も確立されていたわけです。西洋のボクシングやレスリングや中国の拳法や日本の空手や柔道などもそうで強くなる方法と言うか身体の使い方はもう千年以上の昔から確立されているのだと思います。私は確信を持ってそう思います。古い物を学び、自分なりのアレンジを加えて新しい物を作って行けば良いのだと思います。だから新しい物に飛びついているようじゃ狂った時計になってしまい、人の前に出る事は出来ないのではと思います。私は今日もジムを見つけてトレーニングをしました。金剛力士立像の体を目指してウエイトトレーニングをしました。


kanno

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