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2024年06月11日(火) 長男に顔を蹴られたことで思ったこと

昨日の稽古の組手で初めて長男に顔を蹴られたのですが、その事をもう少し書きたいと思います。稽古が終わり帰宅してご飯を食べお風呂に入り、お風呂の中でいろんな事を考えました。長男を初めて抱っこした日の事や長男が空手を始めた日の事や今までのあれこれを思い出しました。長男は空手のセンスがあるか?ないか?で言えば、ハッキリ言って空手のセンスと言うと身体も硬いですし、身体を動かすセンスも無い方だと思います。それは私もセンスが無いからだと思います。天才の子はだいたい天才か、天才までいかなくてもそれなりのセンスはあります。私は小学生低学年までは運動のセンスは全くありませんでした。私の身に付けた能力はほぼほぼ努力して身に付けたものです。だから長男も運動のセンスはないのだと思います。私の子供に生まれたからセンスはなかったけど、3歳で誘導され自分の意志で始めたような感じでなかば強制的に空手を始める事となったわけです。人より早く始めたのに同じ学年の子が30人以上は入門して来て、どんどん追い抜かれ、試合にも勝てず、なかなか苦しい思いもしたと思います。長男は天性の明るさがあるので自分が勝てない事や人より劣っている事を悲観せずに前に進む事が出来ました。よく卑屈にならずに曲がらないで来たなと思います。自分の子供だけどそこは尊敬します。これから長男がどうなるか?分かりませんが、せっかくここまで頑張って来たのだから、私を追い抜くまで空手を続けて欲しいと思います。出来たら自分のために死ぬまで空手を続けて欲しいと思います。極真空手を続けて自分を高め自分を見つめ直し自分を良くして生きて行って欲しいと思います。そしてその力で自分と自分の周りにいる人を幸せにして行って欲しいと思います。いつかこの日記を長男が読む事を期待して、私の素直な気持を言葉にしておこうと思います。「昨日の右の上段回し蹴りは全然見えなかったよ!悔しいけど完全にやられたって思ったよ!君は身体も硬くセンスもないのに良くその蹴りを身に付けたね!10年頑張ればどんな人間でも強くなれるんだなと改めて君に教えられたよ!今までよく頑張ったね!おめでとう!」


kanno

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