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2024年05月09日(木) 母に送ってもらった物

今年で東京に来て31年が経ちました。本当に紆余曲折でした。困らずに自分の力でご飯が食べる事が出来るようになったのなんて30歳を過ぎてからの事です。私の人生は、いつもお金が無くて困っていました。空手で生きて行くと決めたのだから、それは仕方の無い事だと思っています。今日、私の両親から荷物が届きました。私と妻が好きなお菓子と、子供達に好きな物を食べさせて下さい、とお金が入っていました。昔の事を思い出しました。お金が無くてどうしても困ってしまった時に母に電話してお金を送ってもらった事を思い出しました。お母さんというのは本当に有り難いもので、私が電話をするとお金を送ってくれました。人間は弱っている時には人の優しさが心に染みるものです。お金が届くとコンビニに走りお弁当を買って食べました。どんな物より美味いと思うお弁当でした。子供達の好きな物をお腹いっぱい食べに行きたいと思います。父が私にこう言った事がありました。「ご飯を食べる事は贅沢ではないよ。食べた物は自分の身体になるし、美味しいと幸せを感じて楽しい時間を過ごせるんだから。でも賭事をしたり、無駄に高い車や服を買う事は贅沢になり、お金が無くなってしまった時に、そのお金がもしいま有ればと後悔するよ。」と、今この歳になって本当にその言葉が心に響きます。だから両親に送って頂いたお金を無駄にしないよう、両親に感謝して子供達と美味しい物を食べて来ようと思います。


kanno

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